敏感肌の原因と特徴をプロが解説!敏感肌は何もしないのが1番のケア

河野 美花

「年中、敏感肌で悩んでいる。」「念入りにケアしているのに敏感肌が良くならない。」

こんな悩みを抱えている方に質問です。自分は敏感肌ではないかもしれない、もしくは間違ったスキンケア方法をしているかもしれないと考えてみたことはありますか?

年中敏感肌の方は少ないと言われており、敏感肌のスキンケアは実は何もしないのが1番です。そこでこの記事では、敏感肌の原因や対策、スキンケアの方法などをお伝えしていきます。

みかさん河野美花
ヘアメイク、五つ星ホテルのスパでセラピストなど、これまで述べ一万人の肌に触れる。世田谷三軒茶屋エリアでサロンを主宰。現場でセラピストを続けながら、美容スクールで講師、美容ジャーナリストとしても活動中。

敏感肌とは

肌のタイプを聞いた際に「敏感肌タイプです」と答える方が多くいらっしゃいます。

実は敏感肌とは、肌タイプのことではなく、肌の状態を表す言葉です。「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」など、どの肌タイプの方でもなる可能性があります。

みかさん 肌の状態のことなので、1年を通して肌が敏感な状態の方はごく僅かで、勘違いであることも多いのです。では、肌がどんな状態になったら敏感肌なのでしょうか。

敏感肌の特徴

敏感肌とは普段の肌と比べて、赤みや痒み、チリつきなど、肌が炎症している状態です。次の敏感肌の特に当てはまっている際は敏感肌の可能性があります。

<敏感肌の特徴>
  • 普段ない場所に、赤みがある状態。
  • 赤や紫のニキビが繰り返しできている。
  • ひりつきや痛みなどがある。
  • 痒みがある。

 

これらの状態のときは、いつも使っているスキンケア用品が、突然シミたり痒みが起きることも。また、乾燥肌の人は、他の肌タイプに比べて、敏感になりやすい傾向があります。

敏感肌の原因

敏感肌のスキンケア

肌の敏感を引き起こす代表的な原因はこちらです。

<敏感肌の原因>
  • 皮脂の分泌が増える
  • 花粉や黄砂など
  • 紫外線

 

特に敏感肌の人が増える季節が春です。春は1年の中でも敏感肌になりやすい季節。寒いときは皮脂の分泌が抑えられていますが、気温が暖かくなると共に皮脂の分泌が増えます。肌がカサカサだった状態から急に油分が増えるとニキビのトラブルに繋がります。

 

また、花粉や黄砂などの外因的要因によって肌がトラブルを受けやすくなります。花粉症の時期はくしゃみや目の痒みの他にも肌が痒くなったり、赤くなったり辛いですよね。

 

紫外線も敏感肌の要因の1つ。冬は日が短く紫外線量が少ないのに比べて、春は夏と同じように紫外線量が増えます。春は紫外線対策が油断しがなのもあり、紫外線を肌にそのまま浴びてしまい、肌が傷ついてしまうこともあります。

 

日焼け止めや、食事を通じて、紫外線対策に取り組む方法はこちらからご覧ください。

日焼け止めの選び方・使い方を美容のプロが解説!肌へのダメージ軽減法
リコピンで肌を紫外線から守ろう!体の内側からできるシミ・シワ対策

敏感肌のときの正しいスキンケア

トラブルが起きて肌に自信がないときほど、早く治すために新しい化粧品を使ってみたり、ケアを念入りに行いたくなったりますよね。

みかさん そこで、敏感肌の時にオススメのスキンケア方法を説明します。
<敏感肌のスキンケアのポイント>
  1. お手入れ時間を短くする…スキンケアに時間をかけず、短時間で行います。
  2. 化粧品は最低限にする…洗顔・化粧水・保湿剤の最低限にとどめます。
  3. 触らない…無意識に触っている場合がほとんど。意識して触らないようにしましょう。

 

敏感肌になっているときほど、お手入れを最低限にとどめることが大切です。敏感肌の時は、肌のバリア機能が低下しています。その状態でケアをすると、肌が更にダメージを受けて、肌の修復を送らせてしまう原因にもなります。

みかさん パックや美容液などで、普段より丁寧にケアをするのではなく、普段通りの洗顔と保湿成分の高い化粧水と保湿剤(乳液やクリームなど)で、シンプルなケアを行いましょう!

肌に自信がない時は、隠すためにメイクも濃くなりがちですが、敏感肌のときは薄いメイクで肌への刺激を減らしましょう。

 

また、ニキビができたり、肌荒れを起こしたりすると気になって無意識に触ってしまうことがあります。赤いニキビが同じ場所で繰り返しできる方は、無意識のうちに触るくせがついている方が多いです。自分の手の細菌で感染してしまったり、メイクで隠したりすると悪化するリスクがあります。とにかく触らないことが大切です。

 

ニキビが繰り返しできて辛いという方がいらっしゃれば、こちらの記事もおすすめです。

ニキビや吹き出物の原因を医師が解説!生理やストレスの影響に注意

敏感肌のときの化粧品の扱い方

化粧水

市販の化粧品には敏感肌用のものが多く売っていますが、敏感肌になっている最中に化粧品を変えるのは避けましょう。新しい化粧品に変えることで肌トラブルの原因になることがあります。敏感肌が収まってから、丁寧なケアをする方が良いでしょう。

 

稀に愛用していた化粧品が敏感肌になったことで、合わなくなってしまうケースがあります。刺激が強く乾燥を招く美白用の化粧水や、アンチエイジング系の化粧品を使っている方は、保湿系または敏感肌用の化粧品に切り替えると良いでしょう。

敏感肌にオススメの化粧水

敏感肌にオススメの化粧品成分は「セラミド」です。セラミドはバリア機能を修復させる効果が強いです。敏感肌の時は肌のバリア機能が壊れている状態なのでセラミド入りの化粧水や美容液を選びましょう。

みかさん 高価なものである必要はありません。セラミドの後に「セラミド◯」と数字が記載しているものが、特におすすめです。「セラミド+文字」がくっついているものは、セラミド風成分のこともあるので、ご注意くださいね。

敏感肌を予防する方法

ここまで敏感肌の原因や対処法をお伝えしてきましたが、敏感肌になるのを事前に防げるに越したことはありません。そこでこの章では、敏感肌を予防する3つの方法をお伝えします。

洗顔の頻度

洗顔を朝・夜で2回行うようにしましょう。乾燥しがちの冬は夜に洗顔料で洗顔を行って、朝は水洗顔でも構いません。

しかし花粉や黄砂などが飛ぶ春は、しっかりと朝と夜、洗顔料を用いた洗顔がおススメです。しっかりと汚れを落として、保湿をしてあげましょう。

洗顔の温度

ぬるま湯で洗顔するようにしましょう。熱いお湯は肌へのダメージ、乾燥の原因になります。人肌と同じ36から37℃くらいのぬるま湯で洗顔するようにしましょう。

食事の工夫

ビタミンCをとるようにしましょう。外からだけでなく、内からのケアも予防には欠かせません。

ビタミンCは肌のターンオーバーを促したり、紫外線のイメージを減らしたり、バリア機能を高める効果があります。ビタミンCが含まれる食べ物やサプリなどで補いましょう。

 

また、食事でシワやたるみに負けないハリのある肌を作る方法を管理栄養士さんがまとめている、こちらの記事もおすすめです。

コラーゲンを生み出す食べ物の選び方。シワやたるみに負けないハリのある肌へ

まとめ

自分の肌が敏感だと思い、ケアに臆病になってしまっている方もいます。一時的に敏感になった経験があっても、今の肌が大丈夫なら敏感肌ではありません。肌が落ち着いている時は積極的に新しいお手入れを楽しんでみると、自分の肌がこんなに美しかったんだ、と気付くきっかけになるかもしれません。

みかさん 肌は自分を映す鏡、毎日しっかり見て、触って、労わってあげてくださいね。敏感肌の時はスキンケアの3つのポイントを守り、まずは敏感状態が落ち着いてきてから、スキンケアに取り掛かりましょう。回り道に感じても、結果早く肌の状態が改善されますよ!
この記事を書いた人
河野 美花
セラピスト
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