私がヨガを続けている3つの理由

伊藤ゆり

ヨガをされている方の中にも、お仕事が忙しくて定期的にレッスンへ通えない、体の変化を実感できずにモチベーションの置き所が見つからない、などとお悩み方もいらっしゃると思います。

ヨガに限ったことではないですが、何事も習慣にするのは難しいものですよね。

 

そこでこの記事では、ヨガを習慣にして続けていきたいと考えている方へ向けて、私がヨガを続けてこられた3つの理由をご紹介したいと思います。

理由1 ヨガを通じて体と心が健康になったから!

そもそも私がヨガを始めたきっかけは、体調を壊したときに友達がヨガを紹介してくれたからでした。

なので「健康になりたい!」という思いから、ヨガを始めたんです。

 

実際にヨガを始めたことで、ヨガの健康面の良い効果を感じる場面がたくさんありました。

 

例えば、ヨガは体をリフレッシュさせてくれます。そのため、ヨガをした日は深く眠れるようになりました。他にも、ヨガで体を動かすこと自体が筋トレになっている側面があるので、体力向上の意味でも健康になっているのを実感できました。

 

ヨガを続けることで、疲れを感じてぐったりした気分になることが減り、体を動かすこと自体がどんどん楽しくなっていきました。実はヨガを始めた数年後には、ロードバイクやフルマラソン、トライアスロンにまで挑戦するくらいに…。

では、どうしてヨガを続けることで健康になれるのでしょうか?

ここではすごく簡単に説明します。

 

ヨガは呼吸を大事にしています。

深い呼吸を意識して行うことで、普段なんとなく過ごしているときと比べて酸素が全身に行き渡ります。

 

すると、血流が良くなり、体温や代謝が上がります。その結果、新陳代謝が良くなり、免疫力が上がっていくという流れです。

 

また、深い呼吸は心身をともにリラックスさせてくれる効果もあります。

深い呼吸により自律神経が整い、体を自然と休息しやすい状態に導いてくれます。

ヨガと健康の関わりは、日本でヨガの先生の資格を取り、その後ボストンに渡米して向こうのヨガのティーチャースクールでも学びを繰り返していく中で理解してきました。

ヨガと健康の関わりはともて奥が深く、私も最近に腑に落ちてきたところです。

 

なので、「ヨガをこれから始める」「ヨガを好きで続けている」という方は、そういった深い知識はあまり考えずに、ヨガを通じて感じられる心地よさを大切にしてほしいと思います。

 


理由2 ヨガは自分を知る機会だと思えたから!

ヨガをされている方の中には、ヨガのポーズが難しい、練習しても成長しない…と感じられる人もたくさんいらっしゃるかと思います。

 

どうしても、ヨガのポーズの形や、出来栄えを気にしてしまいますよね。

私もヨガを始めてからそういった気持ちになったことは何度もありました。

 

そんな私ですが、「ヨガはもっと自分の感覚に素直で良い。」ということに気付いたことがきっかけで、ヨガのポーズの出来栄えに気落ちをせずに、ヨガをもっと楽しめるようになりました。

 

ヨガのスクール(ヨガの先生になるためのティーチャートレーニング)ではポーズの練習だけではなく、座学でヨガの哲学を教わります。スクールの先生がヨガの教科書を読み砕いて伝えてくれるんです。

 

その中で、「日々の練習はStep by step、自分に対して、他人に対して優しくあって良い(≒自分を大切にしなさい)」という考え方を教わったことで、ポーズの形にこだわる必要がないと思えるようになりました。

 

でも、この考え方はチャレンジをしなくて良いと言っているのではなく、ヨガのポーズをとることで「自分にとっての心地よさ、そしてどこからが自分にとってのチャレンジなのか?を知ることが大切だ」という意味で私は捉えています。

 

このように、私はどこからかチャレンジなのか?を知ることに好奇心を持ったことで、ポーズがうまく取れないこともワクワクした気持ちで受け止められるように変わっていきました。

 

ヨガは練習すればするほど、新しい発見や好奇心が出てきます。

なぜなら体は毎日変わるから。

寝不足の日の次の日は、体がヨガのポーズを取りづらかったりしますしね。こういう、自分の感覚に素直になることでヨガを楽しく続けてこられたように思います。

 

理由3 ヨガが生活の知恵になるから!

ヨガを続けていくと、ヨガ自体が飽きてきた、ポーズがうまくいかない、などの波は誰しもあると思います。

 

ヨガはもちろん、繰り返し練習することでポーズができるようになる、心身ともに健康になる、そういった楽しさもあります。そして、私の場合は、さらにその先にヨガがヨガ以外の時間に生かされていると感じる瞬間がありました。ヨガを通じて、日常との向き合い方を学んでいく感覚です。

 

私は、ヨガを通じて自分の体が健康になっていくのを実感できたことで、ヨガで得られる心地よさをもっと他の人へも広げたい。そう思って、ボストンへ2年間ヨガの勉強をしに行きました。

 

ボストンでは様々な先生がポーズの指導の中に哲学的な要素を入れて伝えてくれました。

 

例えば、木のポーズ。

木のポーズは足元、土台が強くないとできないポーズです。これは仕事も人間関係も同じ。

土台がふんわりしていると、何ごともうまくいかないですよね。

 

こういった先生たちの教えもあって、ヨガはマットの上ではない場所でも生かされるものだと感じるようになっていきました。ヨガを通じて、体も心も元気になって、それが生活の知恵になっていけばいいなと。

 

ヨガの考え方に知足(ちそく。足りていることを知る。)というものがあります。欲張りすぎない、執着をしすぎない、ということです。

 

例えば恋愛。

相手に対しての執着に縛られると相手の関係はうまくいかなかったりしますよね。

 

ヨガも同じです。

先ほどの木のポーズで、完璧なポーズをとることに執着すると、正しく膝が曲がっていなかったり、腰がそっていなかったり…様々なことが気になると思います。

 

しかし、体はそのポーズを完璧に取れる段階まできていないのに、完璧にポーズを取ることに執着すると、体の自然な感覚は得られないですよね。ヨガも、恋愛も執着するから心地よく感じられなかったり辛くなってしまったりします。

 

だから、無理をせずに体の感覚を感じ取ることの方が大事。

ヨガをすることで、私自身は「執着しすぎていないかな?」と日常生活のことも立ち止まれるきっかけになっています。

 

とはいえ、頑張っている方ほど心のストレスや、気持ちの置き場がないほど一生懸命になっている自分に気づけないことがあるかもしれないです。

「ヨガで悩みがなくなる」なんて大きなことはいえないですが、ヨガをすることが自分が悩んでいることを外から観察するきっかけになったらいいなと思います。

 

また、ヨガの哲学を理解していくと、このように生活の中でヨガとリンクする場面に出会う瞬間が多くなっていきました。最近は特に、子どもと向き合っているときはヨガを生活の中で学んでいるなと感じます。

毎日自分の体は変わっていきます。もちろんヨガのレッスンの前後でも変わります。

だから、今この瞬間を感じることが大事。

 

ヨガで普段意識しない呼吸に目を向けることは、今この瞬間を意識するきっかけになります。今この瞬間、変わっていくことに対してどうやって目を向けるのか?

 

それこそ、子どもとの向き合い方にもつながっているなと思います。

自分も相手もいつも同じではありません。特にうちの子は赤ちゃんなので、様子がコロコロ変わります。

 

その度、自分が今どうすることが心地よいのか?を選択をしようとする意識を持つこと。

そういう思考を持って、立ち止まろうとできることは、より相手との関係をよくするのかなと。今はどうだっけ?さっきとちょっと違う、その感覚に気づいて立ち止まれることは、自分が苦しくならないためには大切だと思っています。

これからもヨガを通じて習慣を身につけていけたらと思っています!

ここまで、ヨガを長くやってきて感じられた楽しさ=私がヨガを続けてきた理由をご紹介しました。

最後に1つ最近の嬉しかったお話をご紹介します。

 

クラスの生徒さんたちが私の担当するヨガのイベントにきてくれたことがありました。

イベントなので、ヨガマットはイベントの主催者側から用意をされているので、生徒さんたちはレッスンの後に片付けなくても良いんです。

 

ですが、イベント後に主催者の方がヨガマットを片付けていたから、生徒さんが自主的にヨガマットを拭いて、片付けを手伝ってくださったんです。

 

私自身は、物に対しても感謝が必要だと思っていて、ヨガマットの扱い方もヨガの1つと思ってヨガをやってきました。直接言葉にして生徒さんたちにこういうことを伝えてきたわけではないのですが、そういう考えが生徒さんたちにも伝わっていたんだなと感じて嬉しい気持ちになりました。

 

これからも、ヨガを通じて様々な習慣が自然と身についていったらいいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人
伊藤ゆり
ヨガインストラクター