全米ヨガアライアンス200&500時間の実体験!ヨガインストラクター資格の取得方法

MYREVO編集部
当サイトの監修・執筆者

「ヨガの先生になってみたいけど、どうしたらなれるのだろう。」「ヨガの資格って実際に何を学ぶのだろう。」

 

身も心も健康になれるヨガをお仕事にできたら素敵ですよね。今回はインストラクター養成のコースの違いや、資格取得の際のポイントについてお話しします。

 

ヨガの資格を取得する方法は多々ありますが、その中でも代表的な資格に全米ヨガアライアンスが提供している200時間と500時間のコースがあります。今回は私が取得した全米ヨガアライアンスのヨガの資格についてご説明をしていきます。

伊藤ゆりさんアイコン
ヨガインストラクター伊藤ゆり
正しい体の使い方がもたらす「心地よいヨガ」を伝える事を大切にする。2013YogaWorks 全米ヨガアライアンス500時間のトレーニング終了、2016年夏〜20185月までアメリカ・ボストンにてヨガの学びを深める。

200時間の特徴〜ヨガの基礎を学ぶ〜

ヨガのポーズをとる伊藤先生

伊藤ゆりさんアイコン
200時間のティーチャートレーニング講座の目的は下記の通りです。
  1. 自分の体でポーズができるようになること
  2. 指導ができるようになること
  3. 基本の解剖学
  4. ポーズのアライメントを誘導する方法

これらが先生になるために必要な最低限の事になります。

 

さらにそこにヨガの知識という意味で、

  • 哲学のクラス
  • アーユルヴェーダーのクラス
  • マタニティのクラス
  • ヨガビジネスのクラス

(※どこで資格を取るかで、内容は多少異なります。)

 

などもあり、ヨガのインストラクターになってから、ビジネスとしてどのように活動して行くかも勉強できる構成になっています。

 

ティーチャートレーニングの8割は、ヨガのポーズを練習し、教える練習をします。そして、最後に試験をするのがティーチャートレーニング200時間の構成です。生徒へのインストラクションの仕方を重点的に学びます。

 

200時間のティーチャートレーニングには、今はヨガの先生になるつもりはないけれど、ヨガが好きでもっと学びたいという方も受講されています。

500時間の特徴〜ヨガの応用を学ぶ〜

ヨガの指導をする伊藤先生

こちらのコースは、200時間のティーチャートレーニングとのコースより300時間多く学びます。この時間の差が、ヨガをより深く学び、応用を身につけて自分のヨガのスタイルを確立できるコースになっています。

伊藤ゆりさんアイコン
500時間のティーチャートレーニングの目的は次の通りです。
  1. 基礎からの応用を学ぶ。
  2. ヨガの価値観を深める。
  3. 自分のスタイルを確立する。
  4. それそれの生徒さんにあったポーズの誘導を学ぶ。
  5. 詳しい解剖学を学ぶ。

 

200時間のティーチャートレーニングよりも難しいポーズを獲得し、生徒さんにどう当てはめていくかを学びます。また、ヨガの色々な価値観を学ぶ時間が追従しており、その中で自分のヨガのスタイルを確立していく時間として300時間を使います。

 

自分のやりたいことをヨガでどう表現していくか、ヨガインストラクターとしての道筋を作るというイメージです。

伊藤ゆりさんアイコン
試験もインストラクションの試験ではなく、自分がテーマにしたいことをまとめてプレゼンをするというのが私の受けた500時間のティーチャートレーニングの最後の発表でした。

200時間や500時間のティーチャートレーニングでは学べないこと

コースを受講し、資格を取得したからといって全ての流派のヨガを教えられるようになるわけではありません。アシュタンガやアイアンガのティーチャートレーニングは200時間300時間とは別になっています。

 

ヨガの基礎ができた上で、それぞれの流派の先生のところに学びに行き認定をもらう必要があります。リストラティブなどのリラックス系のヨガも専門の先生に教えてもらいましょう。

ティーチャートレーニングのコースの選び方

ヨガのポーズをとる伊藤先生

ティーチャートレーニングのクラスは、スタジオによって「平日集中クラス」や「週末集中クラス」、「1年間コース」など様々あります。

 

短期間でインストラクターの資格を取得したい方は短期集中で取得できるクラス、仕事や家庭がある方は週末集中クラス、ゆっくりと自分のペースで学びたい方は1年間のクラスなど、自分のスケジュールに合わせて取ることができます。短期集中クラスは1ヶ月で取得が可能になっています。

ヨガのインストラクターとして働くための試験

ヨガをする伊藤先生

ヨガのインストラクターとして働くためには、各スタジオでどのような試験があるのか気になりますよね。ここでインストラクターとして働くための試験の例をご紹介します。

スタジオ

伊藤ゆりさんアイコン
ヨガのスタジオでクラスを持つ際には、事前の試験があるところや、デモンストレーションとして「こんなクラスをやります!」とクラスの実演を見せる、このポーズをやってくださいなどと求められることがあります。

その出来栄えを評価されてインストラクターとして働けるかどうか決まるところが多いです。落とすための試験ではなく、インストラクション方法が間違ってないか、喋り方が変じゃないかなど確認の意味で行なっているところが多いです。これはどの採用試験にも言えることだと思います。

 

個人のスタジオですと試験がない場合もありますが、その場合は他のスタジオでの経験や紹介などの場合がほとんどだと思います。時間帯などはスタジオのオーナーさんと相談しながら決めていく形だと思います。

 

しかし、仕事終わりの平日夜はお客さんが多く入るため、すでに教えている先生がいることもあり、初めインストラクターをされる方がその時間帯のクラスを持つことは少ないかもしれません。「この枠が空いています」とスタジオから、ある程度枠が決められていてスケジュールが合えば仕事を受けるというのが基本だと思います。

イベント

伊藤ゆりさんアイコン
スタジオではなくイベントで登壇するインストラクターの場合は、イベントのコーディネーターをしている方などからの依頼やオーディション形式があります。

依頼がくる場合は、HPなどを見て連絡をくださることがあるので、自分のHPを持つことがきっかけになることもあるかもしれません。

ヨガインストラクターとして働くための求人事情

レッスンをする伊藤先生

ヨガのインストラクターは求人があるのでしょうか。それとも、資格を取得したクラスで紹介してもらえるのでしょうか。気になる求人事情についてご紹介します。

① 自分で営業をしに行く

スタジオでクラスを持ちたい、場所にとらわれずにインストラクターをしたい、二足の草鞋としてインストラクターをしたい、などヨガインストラクターとして働く目的は人それぞれだと思います。

 

ここで働きたいというスタジオがあれば、自分からアクションを起こして行きましょう。

伊藤ゆりさんアイコン
私は、自分が通っていたスタジオでどうしても働きたくて声をかけました。そのときにインストラクターに空きがなくても、代行として声をかけてもらえたり、空きが出た時に声がかかったりすることがあります。

② 紹介をしてもらう

卒業したクラスで働き先を紹介してもらえる可能性もあります。しかし、クラスを受ける生徒さんは一人や二人ではないので、生徒全員の就職先を手配するのは難しいのが現実です。

伊藤ゆりさんアイコン
ヨガの先生は足りてないと言われているようなので、自分から動いていけば教える場所はいっぱいあると思います。

自分に合うインストラクターライフを!

いかがだったでしょうか。ヨガのインストラクターになるためには、自分のライフスタイルに合わせて受講するクラスを選択でき、資格取得後も自分に合わせた働き方ができます。

 

しかし受動的になるのではなく、自分からどんどんアプローチをして行くことは必要です。

 

自分がどのようにヨガを伝えて行きたいか、その軸をしっかりと持って自分に合うインストラクターライフを送ってください。以上、全米ヨガアライアンス200&500時間の実体験!ヨガインストラクター資格の取得方法でした。

この記事を書いた人
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