【管理栄養士監修】妊娠初期におすすめ 牛肉とブロッコリーの中華炒め

淵江公美子

妊娠中に摂取すべき栄養素として知られる「葉酸」や「鉄分」。葉酸が不足すると、赤ちゃんが「神経管閉塞障害」になるリスクが高まります。また、妊娠中は赤ちゃんに優先的に酸素が送られ、たくさんの血液が必要となるため母体は「貧血」になりやすくなります。サプリメントで摂取することも一つの手ですが、出来れば日常の食事からも摂取したいですよね。

そこで今回は、葉酸を多く含む「ブロッコリー」と鉄分を多く含む「牛肉」を使ったレシピをご紹介いたします。

レシピ

2食分

調理時間 20分

材料

  • 牛こま肉 200g
  • ブロッコリー 1株
  • A オイスターソース 大さじ1
  • A 鶏がらだし 小さじ1
  • 片栗粉 大さじ2
  • 料理酒 大さじ1
  • ごま油 大さじ1

作り方

  1. ブロッコリーは小房に分ける。
  2. 牛肉に片栗粉をまぶし、余計な粉は叩いて落としておく。
  3. フライパンにごま油を中火で熱し、②を加えて炒める。 牛肉の色が変わったら、ブロッコリーを入れて料理酒を回しいれ、蓋をして蒸し焼きにする。
  4. ブロッコリーに火が通ったら蓋を外し、Aを入れて炒め合わせる。

一人分栄養価

  • エネルギー 389kcal
  • たんぱく質 21.4g
  • 脂質 26.1g
  • 糖質 10.4g
  • 食物繊維 4.0g
  • 食塩相当量 1.2g

妊婦さんにはどうして「葉酸」が必要なの?

葉酸は、細胞分裂をするときの「核」になるDNAをつくるときに必要な栄養素。つまり、赤ちゃんが発育していくために「葉酸」が必要になります。

葉酸が不足してしまうと、赤ちゃんが「神経管閉塞障害」をもって産まれてきてしまうリスクが高くなります。神経管障害は、赤ちゃんの「神経管」という器官を塞ぐことで起こる障害です。

神経管の上部で閉塞障害が起きると、脳が形成不全になります。これを「無脳症」といいます。無脳症になると、流産や死産のリスクが高まります。

神経管閉塞障害を防ぐためには、着床から妊娠3ヶ月までに葉酸を積極的に摂取することが必要です。

妊婦さんは貧血になりやすい?

妊娠中は、赤ちゃんに優先的に酸素を送る必要があるため、大量の血液が必要になります。大量の血液をつくるためには、多くの鉄分が必要です。赤ちゃんに優先的に鉄分が使われることで、母体は貧血になりやすい状態になります。

貧血になると、立ちくらみや頭痛、めまいや息切れになりやすくなります。また、陣痛が弱くなってお産が長引いたり、お産後も出血が続いてしまうこともあります。また、鉄分不足の状態が続くと、出産後の母体の回復も遅くなってしまいます。

赤ちゃんのためにも、お母さんのためにも、「葉酸」や「鉄分」をしっかりと補給していきましょう。

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