【管理栄養士監修】子どもの好き嫌い克服 苦味を抑えたゴーヤチャンプルー

淵江公美子

子どもの好き嫌いで多いのが、「苦味のある野菜」がなかなか食べられない。ということ。野菜の「苦味」は子どもにとって「毒」を連想させるため、野菜をなかなか食べられないお子さんも多いですよね。苦味のある食材でも調理法をちょっと工夫するだけで、お子様でも食べやすくなりますよ。

苦味のある食材で代表的な野菜が「ゴーヤ」。今回は、苦味を抑える工夫をした「ゴーヤチャンプルー」の作り方をご紹介いたします。ぜひ作ってみてくださいね。

レシピ

2食分

調理時間 10分

材料

  • ゴーヤ 1本
  • 豚こま肉 100g
  • 木綿豆腐(小) 1丁(200g)
  • 卵 1個
  • A みりん 大さじ2
  • A 醤油 大さじ2
  • A かつお節 1パック(小袋)
  • ごま油 大さじ1

作り方

  1. ゴーヤは、ヘタを取り除き、半分に切る。スプーンでワタを取り除き、薄切りにする。 塩(分量外)でよく揉み、10分程置いておく。
  2. 豆腐はひとくち大に切る。
  3. フライパンにごま油を中火で熱し、ゴーヤを炒める。 ゴーヤがしんなりとしてきたら、豚肉を入れて炒める。
  4. 豚肉の色が変わったら、豆腐を入れて炒め、豆腐に火が通ったらAを入れて炒め合わせる。 5.溶き卵を回し入れて約1分炒めたら火を止める。

一人分栄養価

  • エネルギー 609kcl
  • たんぱく質 16.6g
  • 脂質 50.1g
  • 糖質 16.5g
  • 食物繊維 3.2g
  • 食塩相当量 2.9g

ゴーヤの苦味を抑えるには「塩もみ」が有効。

ゴーヤが苦い原因は「モモルデシン」という苦味成分が原因です。ゴーヤを塩もみしてしばらく置いておくことで、この「モモルデシン」という成分が、水分と共に抜け出していってくれます。

ゴーヤの苦味を和らげる方法のひとつに「ゴーヤの下茹で」をする方法もありますが、ゴーヤを下茹でしてしまうと、栄養まで水の中に流れ出ていってしまいます。

そのため、ゴーヤの苦味を抑えるためには「塩もみ」がおすすめです。

子どもの野菜嫌いは当たり前のこと?

味には「甘味」「うま味」「塩味」「酸味」「苦味」がありますが、「甘味」「うま味」「塩味」は生きていくために必要な食べ物であることを知らせてくれる味覚。本能的に子どもが好きな味と言われています。

一方、「酸味」は腐敗物を連想させるもの。「苦味」は毒を連想させるものなので、本能的に「苦手」と感じてしまう子どもが多い「味」なのです。

「酸味」や「苦味」を美味しいと感じるようになるまでには時間がかかります。調理法を工夫して「苦味」を和らげることも、子どもの好き嫌いを克服する方法のひとつです。

今回のゴーヤチャンプルーのように、ぜひお子様のために調理法を工夫してみてくださいね。

この記事を書いた人
淵江公美子