この記事では、ヨガマットをこれから買うという方に向けて、ヨガマットの種類や選び方のポイント、人気ヨガマットメーカーの特徴などについてご紹介します。 実際にMYREVOのヨガインストラクターにもヨガマットの選び方を聞いています。
<お話を伺ったヨガインストラクター>
ヨガインストラクター斉藤玲奈
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自身の体験を通し、病気や体の不調に悩んでいる人、そして自分では気づかない不調を抱え頑張る人にこそ、呼吸が変われば、ココロが変わり、カラダが変わることを知ってほしい。その想いで、ヨガインストラクターとして活動。全米ヨガアライアンスRYT200取得/インナービューティープランナー |
ヨガインストラクター秋山しおり
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ヨガとアーユルヴェーダを通じて幸せなライフスタイルを提供することを大事にヨガインストラクターとして活動中。全米ヨガアライアンスRYT-200(ヨガ&アーユルヴェーダ)/陰ヨガ指導者資格/Energy Management(ヨガニドラー指導者)/Hale Pule Ayurvedaコース修了/栄養士など。 |
Contents
ヨガマットの役割はいくつかあります。
特に、最初の「滑らないようにする」が最も重視したいポイント。グリップ性が弱いと足裏が滑りやすくなってしまい、ポーズに集中できないことも。購入する際にはここを重視しましょう。
このように、ヨガマットの役目は意外と多いのです。
ヨガに慣れてきた方は自分用のヨガマットを持っておくのがおすすめです。
自分用のヨガマットを持つことで、ヨガをより快適に行うことができるでしょう。
では、ヨガマットを買おうと思った時どんな種類があるのか気になりますよね。ヨガマットの種類について考える際には様々な観点が存在します。今回はその中でも主なヨガマットの厚さ、大きさ、素材の観点に沿ってご紹介していきます。
ヨガマットの暑さは主に3段階に分けられます。
厚さ | 特徴 |
1mm〜2mm | 薄い。デザイン性が高いものが多い |
3mm〜6mm | 一般的な厚さ |
6mm | 比較的厚め。持ち運びにくい |
幅は大体60cm~70cmが主流で、あまり違いはありません。違いが大きいのは長さで、大きく3段階に分けられます。
厚さ | 特徴 |
170cm以下 | コンパクト |
170cm〜180cm | 一般的な長さ |
180cm以上 | 背の高い人向け |
素材によって洗いやすさ、匂いなどに違いが出てきます。
素材 | 特徴 |
PVC | 水洗い不可。一般的な素材で価格も抑えめ。匂いが気になることがあり。 |
PER | 水洗い可能。環境に優しく、匂いはPVCより軽減されている。 |
EVA | 水洗い可能。軽くてクッション性もあり、匂いもほとんどないが劣化が早め。 |
TPE | 水洗い可能。匂いもほとんどなく、グリップ性が高いが高価なものが多い |
麻 | 水洗い不可。香りが良くグリップ性が高い |
天然ゴム | 水洗い不可。独特な匂い。グリップ性が高い |
畳 | 水洗い不可。い草の香りで、グリップ性が高い |
先ほどご紹介した厚さ・大きさ・素材に関して、選び方のポイントをご紹介します。
ヨガマットの種類の中でも薄手の1mm〜2mm。ヨガマットと同じ用途で「トラベルマット」という商品もあります。薄いヨガマットのメリットとしては、軽くて持ち運びが楽なことや、デザイン性が高いものが多いといったことが挙げられます。
きれいな海の絵や、細かな柄がプリントされていたりと、おしゃれでテンションが上がるものが選べます。ただし、デメリットとしては薄手なのでやはりポーズによっては膝が痛くなることもあります。
それ以上に厚いものを選ぶと、持ち運びに幅を取る上に、重たくなってしまいます。こうなると、ヨガのクラスに持っていくときに大変ですよね。また、薄すぎるものは持ち運びは楽なのですが、クッション性が弱く膝が痛くなってしまいます。
こちらは、ヨガ用としては、特に理由があって選ぶのでなければおすすめできません。単純に、保管に場所をとってしまうためです。ピラティス用のマットをそのままヨガマットとしても売っている(ピラティスの場合はしっかり体を使っていくため、分厚いほうが◯)パターンが多いです。
先ほどの表に記載したように、一般的な長さは170~180cmが多くなっています。身長+10cmくらいがおすすめおすすめなので、背が高い方はもう少し長いものを選んでも良いかもしれません。
素材についてはそこまで気にしなくても問題はありませんが、綺麗好きでどうしても洗えるものが良いという方や、匂いに敏感な方は上の表を参考にして選ぶ際に気をつけると良いかもしれません。
特にこだわりはないけど値段は気になる、という方もいらっしゃいますよね。値段ごとの特徴もご紹介したいと思います。ですが、物によってはこれに当てはまらないこともあるので、あくまで参考までにしてくださいね。
Amazonや楽天といった通販では1000円前後のヨガマットも売られていることが多いです。こうしたものはグリップ性に不安があって、滑りやすい印象がありますね。また、この価格帯は耐久性に難のあるものが多く、使っているうちに表面がボロボロとはがれてきてしまうことも。
ヨガにハマった!そろそろヨガに慣れてきた!という方は、このくらいの価格のものをおすすめします。このくらいの価格のものが選択肢も多く、3mm〜6mmの厚みで、グリップ性の高いものが探し出せると思います。
2万円くらいのヨガマットもあります。こうしたヨガマットは作りがすごくしっかりしていて、その分だけ重さがあります。
100円均一ショップでもヨガマットを売っているところもあるかと思います。しかし、サイズが小さいことが多くあまりおすすめできません。
幅も細く、短いため、ポーズの最中にはみ出てしまいます。特に男性の場合はサイズが足りないのでやめておきましょう。また、使われている素材の性質の影響か、ボロボロになりやすいです。
ヨガマット選びで特にオススメのブランドはヨガワークス、イージーヨガ 、マンドゥカの3つ。これらについてご紹介していきます。
スタジオに置いてあるのはこちらのブランドが多いかもしれません。値段的にも4000円程度〜と求めやすく、きちんとグリップもきいています。厚みのあるものならばクッション性もあって、膝も痛くならないのでおすすめです。
価格 | ¥ 3,240 (税込) |
厚さ | 3.5mm |
長さ | 173cm |
素材 | PVC |
HP | https://www.yogaworks.jp/products/detail/2 |
価格 | ¥ 7,800円(税込) |
厚さ | 約6㎜ |
長さ | 173cm |
素材 | PVC |
HP | https://www.easyogashop.jp/fs/easyoga/props-bag-yogamat/detail-YME-012-G12 |
ヨガマットの王道とも言えるマンドゥカ。すごくグリップ性が高いのがポイント。少し重いけれど、その分しっかりしています。
マンドゥカは少し値段も張るのですが、「マンドゥカを買った!」という満足感もあるので、次のヨガのクラスに行くのが楽しみになりますよ。
多いのは3mm〜6mmの無地かグラデーション。トラベルマットは、水色、青系のグラデーションのものが多いです。
価格 | ¥ 15,120 (税込) |
厚さ | 5㎜ |
長さ | 180cm |
素材 | PVC |
HP | https://shop.manduka.jp/products/401105046-054 |
価格 | ¥ 7,560 (税込) |
厚さ | 1㎜ |
長さ | 173cm |
素材 | ゴム |
HP | https://shop.manduka.jp/products/401105046-054 |
MYREVOのヨガインストラクターのお二人ははどうやってヨガマットを選んでいるのでしょうか?ヨガマット選びの時に気をつけているポイントを伺いました。
機能と合わせてお気に入りのデザインを選ぶことでもっとヨガを楽しめそうですね!ぜひお二人の意見も参考にしてみてください。
ヨガマットを購入した後、せっかくお気に入りのマットを買ったなら長持ちさせたいですよね。そのためには普段からのケアが大切。ズバリ、普段から気をつけることは3つです!
以上、ヨガマットの選び方についてご紹介しました。みなさんのお気に入りのヨガマットを探してみてくださいね。