【配合栄養素が豊富な順】プロテイン・メーカー別ランキング! 成分を徹底比較

【配合栄養素が豊富な順】プロテイン・メーカー別ランキング! 成分を徹底比較

プロテインを飲むことの主目的はタンパク質の摂取です。

しかしプロテインの商品には、タンパク質以外の栄養素も多く含まれています。

栄養素によっては、筋肥大の効果を高めてくれるものもあれば、体の老化を防ぐ目的で配合されているものもあります。

そこでこの記事では、配合栄養素の豊富さに注目して市販の人気プロテインの成分評価を行いました!

配合栄養素が豊富な順にプロテインをランキング形式で紹介するので、ぜひプロテイン選びの参考にしてみてください!

<この記事を監修した専門家>

・佐藤 樹里:管理栄養士。フィットネスジムでの運動・栄養指導経験後、約1年海外のレストランでシェフと共に働く。現在は、アスリートへの栄養講座、栄養個別サポートを通算1000人以上に行う。

・斎藤 裕香:元ライザップのトレーナーであり、現在は表参道 plat-gym所属のパーソナルトレーナー。自身の経験を元に、男女問わずしっかり食べて生涯リバウンドしない、健康的な体をサポートしている。

・横井 雅史:理学療法士、パーソナルトレーナー。トレーナーとして病院に勤務したのち、出張パーソナルトレーナーとして一般の方や有名ブロガーなどへ指導を行っている。雑誌「Tarzan」腹筋特集、NHK番組『WHK 私たちが本気で殻を破るTV』に出演。

・栗原 強太:フィジーカー。湘南オープンメンズフィジーク172cm以下の部で5位入賞したフィジーカー。体脂肪率は1桁。複数のジムを掛け持ちして日々トレーニングに励む。

・山本 耕一郎:パーソナルトレーナー。アメリカンフットボール全国制覇の経験と、3か月で25kgの減量を実践した経験を活かし、数多くのクライアントのダイエットを成功させる。早稲田大学出身。

<商品比較の結果を先出し!>

評価観点ごとに
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配合栄養価でプロテインを選ぶ

タンパク質以外の配合栄養素に注目してプロテインを選ぶ際は、どの成分に注目をすれば良いのでしょうか。

まずは、プロテインに含まれているタンパク質以外の配合栄養素の種類と、それぞれの役割を解説します!

栄養素の代謝に関わる成分

タンパク質をはじめ、糖質や脂質などのエネルギー源となる成分を摂取する際は、それの代謝を促進する栄養素まで合わせて摂れると良いでしょう。

<代謝とは>

体内に吸収した栄養素をエネルギーや生命維持に必要な物質に変える作用のこと。

そのため、プロテインの製品の中には栄養素の代謝を促す栄養素も配合されている商品もあります。

特に代表的な栄養素がビタミンB群。ビタミンB群は体に蓄えることができない栄養素であり、食事やサプリメントから小まめに摂る必要があります。

下記の栄養素が含まれているプロテインは代謝の促進が期待できるでしょう!

<代謝を促すビタミンB群>

・タンパク質の代謝に必要なビタミンB6

・糖質の代謝に必要なビタミンB1

・脂質の代謝に必要なビタミンB2

また、マグネシウムなどのミネラルと呼ばれる成分は、タンパク質や糖、脂肪の代謝に作用するホルモンであるインスリンの分泌をコントロールする役割を持っています。

ビタミンB群やミネラルを配合している商品は、栄養素の代謝まで考えて作られていると言えるでしょう!

抗酸化作用を有する成分

筋トレや、ランニングなどを行うと、呼吸の数が増えて体内に流入する酸素の量が増します。

酸素を多く取り入れると、体が酸化しやすくなります。体の酸化は老化や生活習慣病の原因になると言われています。

そこでプロテインの製品の中には、体の酸化に対抗してくれる「抗酸化ビタミン」が含まれているものもあります。

代表的な「抗酸化ビタミン」は、ビタミンCやビタミンA、ビタミンEなどです。特に、ビタミンCにはトレーニングにより肉体に物理的なストレスがかかると失われやすい栄養素でもあります。

ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどの「抗酸化ビタミン」が配合されているプロテインは体の酸化対策まで考えられていると言えるでしょう!

血や骨を作る成分

プロテインの中には健康維持を目的に、体の素である血や骨などを作る栄養素が含まれている商品もあります。

中でも、血を作る代表的な栄養素は「鉄分」です。筋トレをハードに行う人ほど、鉄分が必要です。

鉄分は体に酸素を送る役割を持つ「ヘモグロビン」という成分の原料となります。酸素の供給は、トレーニングのパフォーマンスに大きく関わります!

また、鉄分は汗からも失われる成分です。これらを理由に、プロテインには鉄分が含まれている商品があります。

また、頑丈な骨を作ることを目的にカルシウムやビタミンDが配合されている商品もあります。

カルシウムが効率良く吸収されることにより、頑丈な骨が作られます。またビタミンDは、カルシウムの体内の吸収効率を上げる役割を持ちます。

カルシウムやビタミンDが配合されている商品は、頑丈な骨を作る効果も期待ができるでしょう!

筋肥大の促進を支える成分

筋肥大に貢献する栄養素はタンパク質だけではありません。

筋肥大を目指す人たちの中で、最近プロテインに続くサプリメントとして人気が高まっているのがHMBという栄養成分です。

<HMBとは>

必須アミノ酸の一つであるロイシンの代謝物質のこと。

HMBは筋合成の促進と、筋分解の抑制の効果が期待できる栄養素です。そこでプロテインの製品の中には、HMBも合わせて配合している商品も出てきています!

HMBが配合されているプロテインは、さらなる筋肥大を目指して作られた商品だと言えるでしょう!

配合栄養価が豊富な順!おすすめのプロテイン・ランキング

16種類のプロテインを徹底解析!

ここからはおすすめのプロテインを、配合栄養素が豊富な順にランキング形式でご紹介します。

今回はこちらの16個の商品の配合栄養素を比較しました。

商品一覧 商品一覧

各商品の配合栄養素は、実施に全ての商品を購入し、商品パッケージの配合成分一覧に記載されている数値を参照しています。

また一部商品に関しては、商品のHPに記載があったもの、電話窓口に問い合わせてヒアリングしたものを追記しています。

順位をつける際は、トレーニング習慣のある方にとって特に摂取してほしい配合栄養素(ビタミンB6 /マグネシウム/ビタミンB1/ビタミンC/HMB)の有無と含有量に重きを置いて評価をしました。(※これ以外の配合栄養素もまとめて表には記載しています。)

評価は☆5つの5.0点を最高評価として、実際に全てを試飲した上で採点しています。

また、MYREVOでは質の高い比較・評価を実現するために、「成分分析のプロである管理栄養士」、「プロのパーソナルトレーナー」、「ジムに通うトレーニー」、この3つの立場の人たちの試飲の上、評価をしています。

審査員紹介

それではランキングをご覧ください。

専門家が徹底解析&比較プロテイン栄養価評価ランキング!

MONOVO プロテイン ホエイ100

MONOVO プロテイン ホエイ100

MONOVO プロテイン ホエイ100は16商品中総合評価第1位を獲得した商品です。配合された栄養素も約11種類、ボディメイクを総合的に支えてくれます。また、厚生労働省が定めた品質管理の厳格な基準であるGMPの認定(医薬品を作る際に求められる基準)を満たした工場で製造されており、高い品質を誇ります。

総合評価 4.9

価格・コスパ 4.4

味 4.9

飲みやすさ 4.4

タンパク質含有量 4.2

栄養価 5.0

Kentai パワーボディ100%WHEY

Kentai パワーボディ100%WHEY

Kentaiパワーボディ100%WHEYは栄養価は4.9点と今回比較した16商品中で堂々の第2位でした!タンパク質以外にも全13種類の栄養素が配合されています。また、味の種類は、ミルクチョコ、ストロベリー、バナナラテの全3種類で水割りや牛乳割りにも馴染みます。

総合評価 3.8

価格・コスパ 4.0

味 3.9

飲みやすさ 3.9

タンパク質含有量 2.9

栄養価 4.9

GOLD'S GYM ホエイプロテイン

GOLD'S GYM ホエイプロテイン

GOLD'S GYM ホエイプロテインは、フィットネスジムで有名なゴールドジムが提供するプロテインです。今回比較した商品の中で、タンパク質含有量は堂々の第1位。タンパク質代謝をサポートするビタミンB6やミネラルも含まれています。味は甘めですが、1杯あたりの炭水化物(糖質+食物繊維)の含有量は3gと少なく、糖質の摂取も抑えられています。

総合評価 4.2

価格・コスパ 3.4

味 3.6

飲みやすさ 4.0

タンパク質含有量 5.0

栄養価 4.7

明治 ザバスホエイプロテイン 100

明治 ザバスホエイプロテイン 100

ザバスホエイプロテイン 100は、大手食品会社の明治が製造販売するプロテインです。味は全5種類(バニラ、ミルク、ショコラ、抹茶、ヨーグルト)と豊富に揃えられています。全体的にさっぱり目の後味になるように作られている印象でスポーツの後にも飲みやすいでしょう。

総合評価 3.9

価格・コスパ 3.9

味 4.1

飲みやすさ 4.2

タンパク質含有量 3.0

栄養価 4.5

グリコ マックスロードホエイプロテイン

グリコ マックスロードホエイプロテイン

グリコのマックスロードホエイプロテインは大手食品会社のグリコが販売しているプロテインです。タンパク質以外も激しい運動によって失われやすい栄養素の補給を考えた配合です。また、プレーン、サワーミルク、チョコレート、ストロベリー味と、4種類の味が用意されています。

総合評価3.8

価格・コスパ 4.3

味 4.1

飲みやすさ 4.1

タンパク質含有量 2.7

栄養価 4.2

be LEGEND

be LEGEND

be LEGENDは味数が13種類と豊富で、タンパク質1gあたり約3.2円とトップクラスの安さも魅力です。タンパク質も20.8gと豊富に含まれ、プロ野球4球団の公式スポンサーとしても有名なプロテインです。

総合評価 4.8

価格・コスパ 4.7

味 4.7

飲みやすさ 4.8

タンパク質含有量 4.3

栄養価 4.1

ウイダー マッスルフィットプロテイン

ウイダー マッスルフィットプロテイン

ウイダーマッスルフィットプロテインは、大手食品会社の森永製菓が製造販売しているプロテインです。体内への吸収速度が異なるホエイプロテインとカゼインプロテインの2種類が配合されています。また、味はバニラとココアの2種類とシンプルなラインナップです。

総合評価 3.4

価格・コスパ 3.8

味 4.1

飲みやすさ 3.6

タンパク質含有量 2.9

栄養価 4.0

パーフェクトパンププロテイン

パーフェクトパンププロテイン

パーフェクトパンププロテインはHMBやシトルリンなど筋肥大を促す栄養素を中心に配合されています。また、WPIというタンパク質含有量が全体の90%程度を占める高純度のプロテインを使用していることも特徴。バルクアップに特化した成分でボディメイクを支えます。

総合評価 3.6

価格・コスパ 3.2

味 2.9

飲みやすさ 4.5

タンパク質含有量 4.6

栄養価 3.8

ビルドメイク24

ビルドメイク24

ビルドメイク24は、東証一部上場企業である北の達人コーポレーションが製造販売するプロテイン。味はミルクココア味の1種類。血中アミノ酸濃度を長時間高く保つことを狙い、吸収時間の異なるホエイプロテインと大豆プロテインを配合しています。

総合評価 2.5

価格・コスパ 3.0

味 2.5

飲みやすさ 3.4

タンパク質含有量 2.9

栄養価 3.7

HMBプロテイン18000

HMBプロテイン18000

HMBプロテイン18000はプロテインと筋肥大促進に効果が期待できるHMBが一緒に配合されているのがポイント。Jリーグ湘南ベルマーレやBリーグアースフレンズ東京Zの公式スポンサーにもなっており、アスリートでも活用ししている選手もいるようです。

総合評価 3.5

価格・コスパ 2.9

味 3.9

飲みやすさ 3.5

タンパク質含有量 4.6

栄養価 3.6

DNS プロテインホエイ 100

DNS プロテインホエイ 100

DNS プロテインホエイ 100の特徴は1杯あたりに24.2gとタンパク質含有量が非常に多いこと。アスリート向けに第三者機関によるドーピング検査も実施済みです。すっきり目の飲みやすさを重視した作りでトレーニング後に飲みすく作られています。

総合評価 4.3

価格・コスパ 4.2

味 4.1

飲みやすさ 4.6

タンパク質含有量 5.0

栄養価 3.3

GOLD STANDARD 100% WHEY

GOLD STANDARD 100% WHEY

GOLD STANDARD 100% WHEYは世界シェア1位とも言われる世界的に有名なプロテインです。タンパク質の質と量にこだわっており、タンパク質含有量24gと高く、WPIというタンパク質含有量は全体の90%程度を占める高純度のプロテインを使用しています。ドーピング検査も実施済みです。

総合評価 3.9

価格・コスパ 3.7

味 4.1

飲みやすさ 3.8

タンパク質含有量 5.0

栄養価 3.2

マイプロテイン インパクトホエイプロテイン

マイプロテイン インパクトホエイプロテイン

マイプロテインは、ヨーロッパNo.1ブランドとして、70ヵ国以上で販売されています。タンパク質に絞った配合で、1杯あたり25gと全体量が抑えられ飲みやすくなっています。また、ドーピング検査が徹底されており、オリンピック基準にも遵守していると公表されています。

総合評価 4.1

価格・コスパ 4.8

味 3.7

飲みやすさ 4.7

タンパク質含有量 4.1

栄養価 3.0

MORINGA PROTEIN

MORINGA PROTEIN

MORINGA PROTEINは、植物由来のソイプロテイン。バルクアップ向けではなく、ダイエットをしたい方向けのプロテインです。味は、ココア、ミックスベリー、バナナミルクアーモンドの3種類が楽しめます。また、医薬品レベルの高い品質管理を保証するGMP国内工場で生産されています。

総合評価 2.3

価格・コスパ 2.7

味 4.3

飲みやすさ 3.1

タンパク質含有量 1.9

栄養価 2.9

micoco 玄米プロテイン

micoco 玄米プロテイン

micoco玄米プロテインは、玄米を原料に用いたプロテインです。バルクアップ向けではなく、ダイエットをしたい方向けのプロテインです。医薬品レベルの高い品質管理を保証するGMP国内工場で生産されています。また、玄米由来なのでローアレルギーなのも特徴です。

総合評価 2.0

価格・コスパ 2.8

味 4.2

飲みやすさ 3.0

タンパク質含有量 1.2

栄養価 2.8

カフェテイン

カフェテイン

カフェテインの高評価ポイントは味。味は堂々の1位。コーヒーやカフェラテの代わりとして楽しめる美味しい味が好評です。コーヒーの代替のプロテインなので、栄養価は豊富とはいえませんが、コーヒーブレイクにもプロテインを摂取できる優れものです。

総合評価 2.0

価格・コスパ 2.5

味 5.0

飲みやすさ 3.2

タンパク質含有量 1.0

栄養価 2.5

まとめ

この記事では、配合栄養素が豊富な順に、人気のプロテインをランキング形式でご紹介しました!

ボディメイクに必要にタンパク質は重要ですが、同じように体を作る他の栄養素も欠かせません。

今回ご紹介したランキングを参考に、摂取栄養素のバランスを考えながらプロテインを活用していってくださいね!

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