• ホーム
  • 筋トレ
  • 話題のインナーウェア「BODY TOUGHNESS」とは!おたふく手袋が手がけるヒット商品の秘密

話題のインナーウェア「BODY TOUGHNESS」とは!おたふく手袋が手がけるヒット商品の秘密

MYREVO編集部
当サイトの監修・執筆者

今回は様々なメディアでも取り上げられたインナーウェア「BODY TOUGHNESS」の秘密に迫ります。

 

作業現場からスポーツシーンでも愛される驚きの性能からそのコストパフォーマンスの良さまでたっぷりとご紹介します。

おたふく手袋徳永さんアイコン
おたふく手袋株式会社 マーケティング部 次長徳永智彦 
1995年におたふく手袋株式会社に入社。おたふく手袋一筋。営業職を経て、現在は新商品企画とマーケティングを担当。商品企画は作業用手袋からスタートし、10年前からは機能性インナーの企画・開発を担当しています。

大正15年創業。歴史ある「おたふく手袋」とは?

(昭和40年のおたふく手袋本社)

昭和40年本社

myrevoロゴ
おたふく手袋とはどのような会社なのでしょうか。
おたふく手袋徳永さんアイコン
1926年、大正15年に軍手製造のメーカーとして創業しました。

ー以下、徳永さんー

大洋手袋という名前で会社を興し、その際軍手のほうに縁起物のおたふくの顔を目印として貼って販売していました。

おたふくの軍手

このおたふく印の軍手は品質が良いと作業業界で評判になり「おたふくの軍手」として定着しました。

 

そして社名を「おたふく手袋」に改名し、その後は軍手だけでなく靴下や、レインウエア、安全靴などと製品の幅を広げてきました。

 

そして、10年ほど前に今回ご取材いただく「BODY TOUGHNESS」という機能性インナーウエアの製造を開始しました。

myrevoロゴ
では「BODY TOUGHNESS」も最初は作業現場で働く人向けに作られたのですか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
はい。最初は作業する人向け、職人さん向けに作っていたのですが、体にぴたっとフィットするコンプレッションタイプのインナーウェアなどはスポーツをする際にも十分使えるということで、ネットを中心にブログやSNSで取り上げてもらったことをきっかけにスポーツシーンでも使われるようになりました。

BODY TOUGHNESSとは?

BODY-TOUGHNESSの画像

myrevoロゴ
BODY TOUGHNESSについてお伺いしていこうと思うのですが、BODY TOUGHNESSとはどのようなインナーウェアなのでしょうか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
私たちは「第二の皮膚を手に入れろ」というキャッチコピーを掲げています。

ー以下、徳永さんー

BODY TOUGHNESSは着ていることを忘れるような感覚で、皮膚の上にもう一枚守る皮膚があるようなイメージの商品となっています。

 

例えば、夏場はもちろん暑いので、できれば薄着でいたいと思うんですけれど、炎天下の中、外で作業やスポーツをするときは、私たちは「肌を守る」という意味で長袖のインナーを着たほうがいいと思っているんです。

 

汗をすぐに乾かすことで体の表面のコンディションをよくしたり、紫外線によって体力が奪われることを防いだり。インナーウェアを着ることで結果的に体が楽になるんですよ。

myrevoロゴ
夏場に長袖というと、どうしても少し暑いんじゃないかというイメージがありますがそのあたりはいかがですか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
ユーザーの方とお話ししていると、今まで半袖だったけれど長袖を着て走ってみたら、着た瞬間は暑くても一日過ごした後は紫外線から守られて、疲労感が軽減されたというようなお声をいただいています。また、汗のべたつきの不快感なども、インナーウェアを着ることで軽減される点も好評いただいています。

こだわりの吸水機能

myrevoロゴ
夏場に着るとなると吸水性が気になりますが、BODY TOUGHNESSにはどのような機能があるのでしょうか。
おたふく手袋徳永さんアイコン
吸汗に優れた商品は、機能ごとに現在3商品を展開しています。

驚きの繊維「CROSS COOL

おたふく手袋徳永さんアイコン
1つ目が「CROSS COOL」という繊維を使ったBODY TOUGHNESSパワーストレッチという商品で、8年間で500万着売り上げた商品です。

X-coolのイメージ

myrevoロゴ
CROSS COOL」とはどのような繊維なのですか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
ポリエステルの糸で、断面がアルファベットのXのような形をしています。

ー以下、徳永さんー

通常は丸い断面なのですが、X状にさせることで外形面積が大きくなり、吸水速乾機能が向上します。

 

加えて、肌に触れた時のひんやり感も増すようになっています。

 

また、化学薬品を使用するのとは違い、繊維で吸水速乾機能を高めているため、洗濯を繰り返しても効果が薄れることはありません。

 

値段は千円ちょっとなのでリピーターも非常に多くて、これが長年続いている理由ですね。

秘密は二層構造! デュアルシリーズ

おたふく手袋徳永さんアイコン
もう一つがデュアルシリーズという商品で、吸水性に特化した商品になります。

デュアルシリーズ

薄い生地なのですが、内側と外側で二層構造になっています。

 

肌に当たる側がメッシュ生地で、ポリプロピレンという素材を使っています。

 

ポリプロピレンは水分を含まない繊維で、汗をまったく吸わないんですけれども、ここに穴をあけているため汗が外側の生地に逃げていきます。

デュアルファブリックのイメージ図

外側の生地はポリエステルを使用しているため汗を吸い取ることができて、結果的に肌側はドライでサラサラになり、汗の不快感を感じさせないつくりになっています。

まるでハチの巣? ハニカム構造が成しえる圧倒的吸水性

myrevoロゴ
3つ目はどのような商品なのでしょうか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
デュアル3Dファーストレイヤーという商品で、これが最近では1番ヒットしています。

デュアル3Dファーストレイヤー

ー以下、徳永さんー

かなりメッシュが大きくなっていて、重ね着前提の商品となっています。

 

ハチの巣のようなハニカム構造をしたメッシュが汗をどんどん外に逃がしてくれるので、吸水性の優れたぴったりとしたシャツを重ねてもらうと汗のべたつきから解放されます。

3D構造

重ね着前提の商品なので冬場にももってこいで、汗冷え対策としてかなり有効です。

 

汗冷えはかいた汗がなかなか乾かず、その汗が冷えてしまうことで起こるのですが、デュアル3Dファーストレイヤーを着ていれば汗を外に逃がしてくれるので体が冷える心配はありません。

 

冬場でも汗をかくような仕事やスポーツシーンではかなり評判が高く、登山をされる方にも大変人気なんですよ。

 

こちらの値段も千円台半ばとお手頃です。

驚きのコストパフォーマンス

myrevoロゴ
これだけの機能を備えていてなぜ千円台で提供できるのでしょうか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
根底にあるのは軍手メーカーということです。

ー以下、徳永さんー

普通のアパレル会社であったら弊社の商品に恐らく2倍くらいの定価をつけると思うのですが、うちのメインの商品はあくまでも薄利多売が必要な軍手です。

 

なので、インナーウェアの最初のターゲットが現場で作業をしている方を想定しているということもあって、大量生産をしているんです。

 

作業現場の方は特に夏場だと123回着替える方もいて、そのような方は1人で56枚買っていかれます。

 

そのような方が手に取りやすいように、大量生産をして手ごろな値段で販売するようにしていることが低価格の実現につながっています。

BODY TOUGHNESSのこれから

myrevoロゴ
作業現場やスポーツシーンでも使える万能なBODY TOUGHNESSですが、今後はどのような方にも使ってほしいと考えていますか?
おたふく手袋徳永さんアイコン
作業業界の97%は男性なんですね。

ー以下、徳永さんー

なのでラインナップが男性用ばかりで、レディースを求める声も多く寄せられています。

 

今後はレディースのインナーウェアも展開しようと考えているので、その際は女性の方にも是非使っていただきたいです。

 

また、ユーザーさんの口コミで広めていただいたということから、何か恩返しとしてファンミーティングみたいなこともできたらなと考えています。

 

これからの時期、夏場だけに限らず汗をかく場面ではぜひBODY TOUGHNESSを試していただきたいです。

まとめ

今回は軍手から始まったおたふく手袋のインナーウェア「BODY TOUGHNESS」を取材しました。

 

その圧倒的吸水性とコストパフォーマンスの良さには驚かされました。

 

オールシーズン使えるインナーウェアであなたのフィットネスライフをより豊かにしてみてはいかがでしょうか。

BODY TOUGHNESS」をもっと知りたい方はこちら!

おたふく手袋株式会社をもっと知りたい方はこちら!

この記事を書いた人
MYREVO編集部
MYREVO編集部

MYREVOはパーソナルトレーニングジム、ヨガスタジオ、
ストレッチ、ダイエット、ランニングに関する
プロ集団が著者・監修を担当

パーソナルトレーナー

山本耕一郎

パーソナルトレーナー

斎藤裕香

パーソナルトレーナー

松浦晴輝

パーソナルトレーナー

YOKO

フィジーカー

栗原強太

ストレッチトレーナー

福原 壮顕

ヨガインストラクター

斉藤玲奈

管理栄養士

佐藤樹里

プロランニングコーチ

大角重人

監修者一覧