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人生100年時代、100年生きるカラダをつくろう。Senoh(セノー株式会社)の「カラダ100年プロジェクト」セノー健康事業の新しい取り組み

MYREVO編集部
当サイトの監修・執筆者

体育館をはじめとする様々なスポーツ施設、さらにはフィットネスクラブ、リハビリテーション、介護予防やメディカルフィットネス分野での器具導入計画までトータルにサポートするSenoh(セノー)株式会社。

 

今回は、100年以上の歴史を持つ総合スポーツメーカーであるセノーが取り組む「カラダ100年プロジェクト」についてお話を伺っていきます。

セノーのロゴ
セノー株式会社横山督
セノー株式会社 マーケティング本部 マーケティング部 専任部長
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インタビュアー倉本岳
MYREVO編集長。参加者3000名を超える都内最大級のランニングチーム「Morning Running Club(通称モニラン会)」の代表。フルマラソンの自己ベストは3時間26分。

セノーについて

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セノー株式会社とはどのような事業をされている会社なのでしょうか?
セノーのロゴ
1908年に創業しまして,今年で112年になる総合スポーツメーカーです。 

―以下、横山さん―

セノーの事業は大きく分けて3つの柱があります。施設サービス事業、健康サービス事業、メンテナンスサービス事業です。

 

施設サービス事業は、体育館をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。体育館で使われる備品や器具関係(バスケットゴールや跳び箱,マットなど)を製造販売しています。

セノーの施設サービス例

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学校の体育館でセノーの製品をみたことがある気がします!
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ありがとうございます!体操・バレーボール・バスケットボール・バドミントンなどの競技器具は国際認定取得しており世界のアスリートが集う国際大会でもセノーの器具をにしていただく機会があると思います 

―以下、横山さん―

ありがたいことに特に体操業界ではセノーはよく認知していただいており、日本の体操を一緒に支えてきた企業だと自負しています。

 

健康サービス事業では、自治体が運営するトレーニング施設やフィットネスクラブにあるようなトレッドミルフィットネスバイクなど、フィットネス器具の製造・販売を行っています。

 

国産という強みを活かし、分かりやすく安心・安全をモットーとして製造しています。

 

シニアの方にも使いやすい器具、日本人にあったマシン作りを得意にしており、医療やリハビリ、介護分野にも事業を展開しています。

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また、セノーはミズノ株式会社の100%子会社です。そこで、セノーはミズノと協力して健康寿命の延伸をめざして、そのためのソリューションをご提供するために「カラダ100年プロジェクト」を展開しています。

100生きるカラダをつくろう!「カラダ100年プロジェクト」

カラダ100年プロジェクトイメージ画像

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「カラダ100年プロジェクト」とはどういうものなのでしょうか?
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人生100年時代となり、100年を健康でいきいきと生活するためのソリューションを提供するためのプロジェクトです。 

―以下、横山さん―

「カラダ100年プロジェクト」我々は通称オレンジの四つ葉のクローバー」と呼んでいる下記の考え方を大事にしています。

カラダ100年プロジェクトの4つ葉のクローバー

まず、「メソッド」では、科学に基づい課題解決のための論理的方法をみつけだします。続いてメソッドに基づいた「プログラム」開発します。

 

「プロダクト」では、プログラム実践に際し、安全に効果的におこなえるための機器の選定や開発を行います。健康器具(プロダクト)と、その器具を活用した運動プログラムが掛け合わさることで、ソリューション(解決法)を提供しようと考えています。

 

そして最後は、「メジャー」で、その取り組みの効果測定・評価を行なっていきます。

 

これら4つの要素を揃え、ソリューションとして提供をめざしていくのが「カラダ100年プロジェクト」になります。

 

自社だけではむずかしいところは、関連する企業様と力をあわせていきたいと考えます。

「カラダ100年プロジェクト」が掲げる3つのテーマ

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この4つの要素を元に、具体的にはどのようなソリューションを提供されているのでしょうか?
セノーのロゴ
「カラダ100年プロジェクト」では具体的に3つのテーマを掲げています。1つ目は「100年歩けるカラダへ」、2つ目は「100年考えて動くカラダへ」、そして3つ目は「100年美しいカラダへ」です。

 カラダ100年プロジェクト3本柱

―以下、横山さん―

この3つは100いきいき、健康で楽しい人生を過ごすために大切なテーマだと考えます

 

その中でも、スポーツメーカーとしてまずは「100年歩けるカラダへ」に注力したソリューションからスタートしています。

 

「100年歩けるカラダへ」ために姿勢歩き方が大切だと考えています。そして、それらをにつけるための筋力も必要です。

 

この姿勢、歩き方、筋力の3つを通して、歩行を育成していくプログラムとプロダクトを提供していきます。

 

具体的には「プロダクト」の部分は東大発のベンチャー企業が開発した「トランクソリューション」という機器用います

 

「トランクソリューション」は装着して歩くだけで、体幹が鍛えられ姿勢や歩行育成していく幹トレーニング機器です。

トランクソリューションの原理

トランクソリューションの効果

トレッドミルLXS_MAIN

そこに弊社の「トレッドミル」と健康運動指導士による歩き方指導を組み合わせて「ウォーキングのプログラム」作成しました。

 

動画の指示に合わせてトレーニングができるため、専門的なスタッフがいない施設でも導入ができますまた弊社トレッドミル(ラボードLXSは、低速管理が容易にでき、クッション性を備えた走行面により、歩きやすさと間接負担減少の両方を追求した製品です

             

これら100年歩けるカラダへめざす一つのソリューションになっています。

ウォーキングプログラム

「カラダ100年プロジェクト」の今後の発展について

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今後「カラダ100年プロジェクト」はどのような発展を遂げていく計画なのでしょうか?
セノーのロゴ
先ほどあげた3つのテーマに添って、2つ目の「100年考えて動くカラダへ」に対してのソリューションをスポーツメーカーとして提供していきたいと考えております。
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100年考えて動くカラダへ」に対して進んでいるプロジェクトはどのようなものがあるのでしょうか?
セノーのロゴ
力を入れているのは、空間認知力や判断力と言った「認知機能の育成」に向けたプロジェクトです。

以下、横山さん―

たとえば、こちらの「モトタイル」は、認知機能維持向上とともに運動機能の向上を目指ための製品です。

モトタイル

「モトタイル」は、もぐらたたきのように点灯したタイルを踏んだり、タイルを踏むと流れてくる動物の鳴き声を神経衰弱のように合わせて枚数を競ったりと、誰でも簡単に楽しみながら考え運動する中で脳も活性化させることができる運動ツールです。

 

「考える」+「運動する」といった、デュアルタスク(二重課題)運動により認知機能の維持・向上が期待できると同時にバランス能力など転倒予防に必要な筋力の向上が期待できます

 

このように、ゲーム感覚で認知機能と運動機能の維持・向上を目指した商品です。こういったプログラム・プロダクトをソリューションに仕立てていきたいと考えています。

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ありがとうございます!最後にこの記事をご覧の方にひと言いただけますでしょうか?
セノーのロゴ
私たちセノーは人生100年時代に、多くの人が老いに負けず、一生を自分の足で歩き、自立した日常生活を生涯にわたって送っていただきたいと願っています。健康寿命の延伸のために、「カラダ100年プロジェクト」をより多くの人に届けていきたいと思っています。このインタビューをきっかけに「カラダ100年プロジェクト」に少しでも注目していただけたら嬉しいです!

セノーのHPで「カラダ100年プロジェクト」の詳細を見る!

この記事を書いた人
MYREVO編集部
MYREVO編集部

MYREVOはパーソナルトレーニングジム、ヨガスタジオ、
ストレッチ、ダイエット、ランニングに関する
プロ集団が著者・監修を担当

パーソナルトレーナー

山本耕一郎

パーソナルトレーナー

斎藤裕香

パーソナルトレーナー

松浦晴輝

パーソナルトレーナー

YOKO

フィジーカー

栗原強太

ストレッチトレーナー

福原 壮顕

ヨガインストラクター

斉藤玲奈

管理栄養士

佐藤樹里

プロランニングコーチ

大角重人

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