サングラスやゴーグル、アイケアなどの製品を展開するジャパンブランドのAXE(アックス)。
AXE(アックス)社の製品は、スノーシーンやランニングなどのアウトドアスポーツだけでなく、花粉症やドライアイといった様々なシーンで活躍しています。
今回は、そんなAXE(アックス)社の佐藤さんに、AXE(アックス)の製品の特徴を伺ってきました。
株式会社アックス佐藤 累
|
|
アックス営業部。「セルフメディケーション フロム アイズ(目から始まる健康)」をコンセプトにしたウェルネス分野での拡販担当。自社オーバーグラスのヘビーユーザー。 |
目次
―以下、佐藤さん―
弊社は1936年に始まり、当時は戦時中ということもあり産業用の防塵ゴーグルを作っていました。
その後、その技術を応用してスキーやスノーボード用のスノーゴーグルを作り始め、現在はスポーツサングラスだけでなく、アイケア製品の製造もおこなっています。
―以下、佐藤さん―
海外メーカーのサングラスは、彫りの深い顔に合うように設計されているものが大半です。
そうなると、当然、彫りの浅い日本人の顔にはフィットしません。
弊社では、日本人の顔に合ったジャパンフィットと呼ばれる設計を採用しています。日本人の骨格に合わせて基本カーブから見直し、テンプルの角度・鼻の部分などに負荷が掛からないように調整でき、しっかりとフィットするのが特徴です。
フレームには弾力性に優れ、軽く折れにくい、耐熱耐寒にも優れた素材「TR-90」を使っています。
薬品にも強いので、整髪料や汗の影響を受けにくくなっています。また、ほぼ全ての商品でUV400プロテクションというレンズを使用しており、目を紫外線から守っています。
―以下、佐藤さん―
一般的なスポーツサングラスは、度が入っていないため、普段メガネをかけている人にとっては運動に不向きです。
なので、その不便さを解消するためAXEではメガネに対応した様々なタイプのスポーツサングラスを開発しています。
1つはメガネ屋さんに行っていただき、度付きのレンズが入れられるタイプ。
もう1つは、オーバーグラスといわれるお手持ちのメガネの上からでもかけられるサングラスのタイプの製品です。
―以下、佐藤さん―
一般的なオーバーグラスの場合、特に視界の左右で、フレームサイド部分の柱が視界の邪魔をしてしまい、スポーツやドライブ時には危険な場合もあります。
しかしAXEのオーバーグラスは、その柱がないため視界を遮りません。
球面レンズの横部分をさらに曲げるのは難しく、また加減を間違えると割れてしまいます。なので、AXEでは自社で経験を積んだスタッフが一枚一枚丁寧に手作業で曲げています。
また、レンズの大きい遠近両用メガネ等、大きなフレームのメガネにも対応しているのもAXEオーバーグラスの大きな特徴です。
新型コロナウイルスの流行により、ランニングを始め、新しいスポーツシーンの形ができつつあります。
メガネユーザーでなくても、紫外線対策だけでなく、飛沫対策でオーバーグラスを使用する人が増えてきています。
※オーバーグラスの詳細は動画でもご覧いただけます。
―以下、佐藤さん―
環境や生活習慣の変化により、現代人は目の健康を意識することが増えています。
例えば、転倒や衝突などで怪我をしないよう安全に配慮した洗えるソフトパッド採用の花粉対策メガネは、最近では新型コロナの流行により「目からの飛沫感染」が注意喚起された影響で、あっという間に売り切れてしまいました。
また、日本ではあまり取り上げられていませんが、海外ではタブレットなどの画面を見る事により、特に子供のドライアイが大きな問題になっています。
湿らせた保水シートを入れて使用するドライアイ対策ケアメガネは、海外では非常に好評の声をいただいておりますが、日本ではまだまだ十分に認知されていないので広めていく事が大きな課題です。
これまで「目の安全」を考えて商品を作ってきましたが、それが安全の一歩先「目の健康」を意識したものづくりへとここ数年で変化してきました。
オーバーグラスや花粉症メガネなど、「新しい生活様式」に伴い本来とは違ったシーンで利用され注目されています。
これからも、従来の用途や目的に囚われることなく柔軟な発想でみなさんの「目の健康」を応援できたらと思います。
アックス社の詳しい情報はこちらから!