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ダイエット・筋トレのやる気が続く!モチベーション維持の6つの方法

横井 雅史
当サイトの監修・執筆者

「今年こそダイエットを成功させよう!」と考えている方も多いと思います。

ただ、継続できずに「なんでいつもモチベーションが続かないんだろう…」と自分を責めた経験はありませんか。

 

ジムに習慣的に通うことができない、筋トレをついついサボってしまう方にはいくつか共通する特徴があります。

この記事では、パーソナルトレーナーとして多くのお客様を担当して気づいた、陥りがちな6つのパターンと対策お伝えしていきます。

 

(またmyrevoでは、臨床心理士の井上さんも筋トレやヨガが続かないときの対処法について記事を書かれています。心理士の先生の専門的な理論にご興味がある方は、筋トレの記事ヨガの記事をそれぞれご覧ください。)

1.具体的な目標がない

考える女性

まず一つ目が具体的な目標がないことが挙げられます。

「なぜその目標を達成したいのか」を答えられるようになること

ダイエットにしろボディメイクにしろ、何においてもまず目標が大切です。

目標がないことには人は頑張れません。これはダイエットに限らず仕事や他のことでも同じことが言えると思います。

 

例えば「ダイエットしたい。体重10kg落としたい!」という方がいたとして、「なぜ10kg落としたいのか」を明確に答えられない人は失敗する可能性が高いです。

そういう方は「なぜ10kg落とさなければいけないのか」と自問自答をすることになります。つまり、目標がないことは妥協に繋がります。

必ず成功させたいという強い意志があるのであれば、まずは目標をしっかりと設定することをお勧めします

先々にまで繋がる具体的な目標を立てる

目標の立て方でありがちなのは「何kg落とす」とか「海外のモデルさんのような体になりたい」など、抽象的であったり数字に対しての目標です。

そうではなく、それを達成したらその先に「何があるのか」「自分はどうしたいのか」を考えた方が良いでしょう。

10 kg 落とした先に「好きな服を着たい」のか「お気に入りの水着を買って海に行きたい」のか。

このように先につながる目標があれば頑張れるはずです。

目標はより具体的に先のことまで考えるように意識しましょう。

2.他人と比較して苦しくなってしまう

汗を掻く男性

二つ目は他人と比較している、ということです。

これは女性に多いのですが、「あの子は足が細いけど私は足が太い」「あの子は身長が高いけど私は低い」のように、他人と比較をして自分を責めてしまう方が多いです。

 

しかし、他人は他人、自分は自分です。

どんなに他人と比べてもあなたは他人にはなれません。目標にするのはいいですが、なろうとするのは間違いですし、比較して悲観的になるのもよくありません。

「自分のために何がしたいのか、自分がどうなりたいのか」といったように、自分本位で考えることを大切にしてみてください。

「自分の今の体型はだめだ」というところから出発するのではなく、今の自分の体もOK!だけど「ふとももが痩せたらもっと自分のことが好きになれそう!」とか、「くびれを作ることができたらもっと自分を愛せそう」といった考えや始めるとより続けやすくなると思います。

 

他人と比較して落ち込むくらいならば、自分がいいと思っているところ見つけてあげることを考えるところからスタートしましょう。

3.筋トレを楽しめていない

落ち込む男性

筋トレを楽しくやれていないということも特徴に挙げられます。

何事もそうだと思いますが、楽しくないことは続けられないですよね。

楽しめない要因は何か

筋トレを楽しめていない理由の一つの可能性として、一人で行っているということがあります。

一人だと励ましてくれる人が身近におらず自分でモチベーションを維持しなければいけないので、孤独になりやすいです。

そんな方は是非スタジオレッスンなどの集団エクササイズに参加してみるといいかもしれません。

集団エクササイズに参加することで仲間ができ、ジムに行く理由が出来ます。また、コミュニティの中で友達が出来れば、ジムに行くのが楽しくなるはずです。

今現在一人で黙々と行なっている方で「なかなか継続できない、モチベーションが上がらない」と悩んでいらっしゃる方は、是非集団エクササイズやスタジオレッスンなどに参加して仲間を作ってみてください。

楽しむ工夫を考える

そのほか、楽しむためにはどうしたら良いかを考えてみるのも良いと思います。

男性であれば綺麗な女性のインストラクターさん、女性であればイケメンのインストラクターさんのレッスンに参加してみる。

綺麗・カッコいいジムスタッフさんと話に行くような感覚でジムに行くのもいいかもしれません。

4.高いノルマを課しすぎている

トレーニングをする男性

自分にとって高すぎる目標を課している、または現実的ではない目標にしているということも特徴に挙げられます。

完璧主義の人は要注意

この特徴に当てはまるのは、完璧主義者や責任感の強い方に多い印象があります。

例えば、無理をして「週3回必ず筋トレをしなければいけない」と決めたのに週2回しか出来なくて「出来ない自分を責め続けて」しまう。それによって「計画していたメニューが出来なかった・・・」と、決められたことができないと自分を責めてしまう

そうすると筋トレを続けるモチベーションが落ちてまた頻度が下がり、また「出来ない自分を責めてしまう」ような、負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

私が見ている限りでは、そういった人が非常に多いです。私の知っている範囲でも、メニューを見直して無理のない練習スケジュールに変えたことで、筋トレを続けられるようになったという方がいます。

 

目標の設定については、パーソナルトレーナーの松浦さんも記事を書かれています。

二の腕や足を細くすることを例に目標設定の考え方が紹介されているのでそちらの記事も参考になさってみてください。

「やれる範囲」になるようにメニューを見直そう!

そんな方は、まず自分の生活習慣の中で自分の立てたメニューが現実的なのかどうかを見直す必要があります。

仕事で遅くなるなることもあれば早く上がれることもあると思います。イレギュラーが発生したときに、まずは「柔軟にメニューを変更する必要がある」かもしれません。

 

また、ノルマを課すのはいいですが、絶対に遂行しなければいけないという意識は捨てた方がいいです。

たまには息抜きも必要なので、無理してこなして身体や精神をすり減らすよりは、今日出来なかったものは来週以降に回す、もしくは今日は疲れているから少し軽めにしようといったように「自分の体調やスケジュールに合わせて臨機応変にメニューを変更すること」を意識することが続けるコツです。

まずはトレーニング計画自体を見直して、無理のないスケジュールを組み直してみましょう。

5.短期間で筋トレの結果を出そうとしすぎている

紅茶とトレーニングという文字

短期間での結果を求めることも特徴に挙げられます。

こちらは「なぜ短期間でやらなければいけなくなったのか」という点に原因があることが多いです。

 

テスト勉強や受験勉強でありがちだと思うのですが、余裕を持って勉強をしていればそこまで1回あたりの勉強は辛くはないはずです。

しかし、余裕を持っていない場合、受験日に近づけば近づくほど残りの日数が少なくなるため一回でしなければいけない勉強量が多くなります。

1回あたりの負担が増えて挫折しやすくなるのです。

 

トレーニングも一緒です。

結果を出すためにはある程度の時間が必要です。そう簡単に短期間で生活習慣を変えることは出来ません。

なぜなら、長い年月をかけてできた問題点を短期間で改善しようとすることは無理があるからです。

 

例えばダイエットで考えると、「マイナス10kg」を目標としたとしましょう。

同じマイナス10kgでも、「5ヶ月でマイナス10kg」なのか「2ヶ月でマイナス10kg」なのかによってトレーニングの強度、頻度、負担というのは大きく違うはずです。

myrevoの中にも、3.5ヶ月のランニングで10kg痩せた記事や、3ヶ月で25kg痩せた記事が公開されていますが、相当の努力が必要なことがわかります。

 

5ヶ月の期間があれば1ヶ月あたりマイナス2kgに分散できるので比較的余裕を持って行うことができます。

しかし2ヶ月の期間で行おうとすると、1ヶ月あたりマイナス5kgにしなければいけないため大変になってしまいます。

短期間でやろうとすると1ヶ月あたりの必要なトレーニングの量は増え、頻度も多くこなさなければいけない、ということは理解していただけたでしょうか。

このように、短期間で結果を出そうとすればそれだけ体に負担がかかり挫折しやすくなるので、余裕を持った計画を立てて結果を出すようにしましょう。

6.体重を落とすことが目標になっている

体重計に乗る人

最後の特徴として、「体重を落とすこと」が目標になってしまっていることが挙げられます。

ちょっとの体重変化に揺さぶられてませんか?

この特徴に当てはまる人に多いのは、毎回のように体重計に乗って数百gの変化などで一喜一憂している人が多いです。

微々たる体重の変化に敏感に反応しても、体重は水分によって変動するため、気にしても仕方ありません。

こういった方に問いかけたいのですが、「いくら体重を落としてもいいプロポーションでなければ意味がないと思いませんか?」ということです。

ビジュアルを重視してみよう

体重というのは見ただけではわかりません。知っているのは自分だけのはずです。

つまり、一番意識して欲しいのは、重要なのは体重の数値ではなくビジュアルだということです。

 

よく「海外のモデルさんのような体になりたい!」という人がいますが、彼女たちはそのプロポーションを維持するために壮絶な筋トレを行っています。

彼女たちが体重計に乗ればずっしりと重いのです。

 

良いプロポーションを作るのは筋肉です。いくら体重が軽かったとしても筋肉が少なくて脂肪が多いとしたら、メリハリのついたボディラインにはなりませんよね。

体重の数値に固執せず、もう少し見た目を意識するようにしてみましょう。

自分の身体を撮影して進捗を把握するのがおすすめ

家の鏡で一週間ごとに自分の身体を撮影することです。

プロのモデルやボディビルダーの人もやっていることなのですが、これをやることによって体の変化を実感しやすくなりますし、どの部分がトレーニングが足りないのかといったことも見えやすくなります。

継続的な筋トレで理想のボディを手に入れよう!

トレーニングが長続きしない方の特徴を説明してきましたが、あなたはどんな特徴がありましたか。

複数当てはまる方もいらっしゃるかもしれません。

自分の特徴が見つかると、何がよくなかったのか、改善する手立てはあるのかといったことが見えてきたかと思います。

 

まずは自分を知り、「そんな自分はどうすれば続けられるか」を考えて、理想の体型を目指して一緒にトレーニングを頑張りましょう!

以上、ダイエット・筋トレのやる気が続く!モチベーション維持の6つの方法でした!

この記事を書いた人
横井 雅史
パーソナルトレーナー

MYREVOはパーソナルトレーニングジム、ヨガスタジオ、
ストレッチ、ダイエット、ランニングに関する
プロ集団が著者・監修を担当

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