「加圧シャツ」と聞くと、ダイエットや筋肉質な体を作るための物というイメージを持っている方も多いですよね。
しかしその一方で、「本当に効果があるのか?」「体に圧がかかる分、デメリットはないの?」と懐疑的な方も多いはず。
そこで今回は、加圧シャツを製造している株式会社BeANCA(ビアンカ)の代表取締役の永桶さんに加圧シャツにまつわる疑問をぶつけてみました!
株式会社BeANCA代表取締役永桶吉則 | |
工場開拓から製品開発を全て自分で行い、 工場側に足を運び何度も試作開発を重ね、 不可能と言われていた腹部への加圧強化ライン(阿修羅ライン)の生産化を実現させた。 |
インタビュアー倉本岳
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MYREVO編集長。参加者3000名を超える都内最大級のランニングチーム「Morning Running Club(通称モニラン会)」の代表。フルマラソンの自己ベストは3時間26分。 |
目次
加圧シャツって効果あるのかなー?
— くろんぼ@筋トレ減量中 (@QGzriTYHi4wTeZQ) February 5, 2020
最近ランニングしようかと思い
— 猫 やなぎば⚔🛡アルミア@バハ鯖 (@nekoyan_izayoi) April 13, 2020
加圧シャツとか調べてるんですが
効果はあるのですかね?
―以下、永桶さん―
加圧トレーニングというトレーニングのジャンルがあるのをご存知でしょうか?
加圧トレーニングとは、体に圧をかけてトレーニングを行い、トレーニング後に圧を解除することで、成長ホルモンの促進を促すことが狙いのトレーニング手法です。
成長ホルモンの分泌により筋肉の成長が促されることが期待されているのですが、加圧シャツも加圧トレーニングと同様の効果を狙っています。
―以下、永桶さん―
「着るだけで痩せる」というニュアンスが入るだけで誤解を招いてしまうので、必ず、加圧シャツを着ていただいた上でどのようなトレーニングをしていただくと良いのか?がわかる内容で商品を紹介しています。
弊社の発信する内容に関しては、社内外で二重チェックをかけていますので、信頼していただいて問題のない内容だと思います。
加圧シャツが効果ないって言われてるけど着てるだけで痩せるって意味では確かにそうなんだが普通に考えりゃ痩せる訳ねーだろって話なんすよ。俺も着てるけど若干身体に圧がかかって身体動かしたら負荷とか発汗とかしやすくなるから痩せやすくなるって意味では間違ってはないんだよね。
— ココからぐっち! (@GlWith) March 27, 2019
姿勢矯正と腰痛対策目的で加圧シャツ買ってみようかね
— エリック (@7802eric_B_B_) January 30, 2020
筋トレ効果は求めてないからそこまで高い奴じゃなくてもええやろ
憶測だけど、加圧シャツって特に筋肉を鍛える効果はなくて、ピッチピチな感覚が常にあることによって(ヤバい、めちゃデブに見られてるかも…)という不安がずっとあることで筋トレを促すんだと思う。着ているのが嫌だもん
— ナスシティ (@pass_i_on) February 18, 2020
―以下、永桶さん―
加圧シャツを着ていただくと体が強く締め付けられます。
その圧で姿勢が矯正されて、自然と背筋が伸びて胸を張った状態をとることができます。
もともと猫背や反り腰、肩が凝りがちなど、こういった姿勢をとることが難しい方は、加圧シャツを着ていただくことで、姿勢の矯正からそれぞれの症状が緩和に向かうという効果は期待していただけるところです。
また、姿勢が矯正されると、トレーニングの正しいフォームを取りやすくなります。
トレーニングの効果は、正しいフォームで取り組んだときに最大化されますので、加圧シャツをトレーニング時に着ていただくメリットは大きいかと思います。
(アシュラーツの着用イメージ)
―以下、永桶さん―
例えば、ご体調が優れないときに無理に加圧シャツをご着用いただくと、圧で体が締め付けで気分が悪くなってしまうデメリットはあるかと思います。
また、もともと加圧シャツ自体が体に圧をかけるため、かなりタイトなサイズで作られていますので、サイズがあわないものを選んでしまうと、同様に圧で体が締め付けで気分が悪くなってしまうかもしれません。
―以下、永桶さん―
弊社の加圧シャツ「アシュラーツ」の場合は、私服のインナーとしてもご着用いただけるようなデザインにしています。
(アシュラーツの着用イメージ)
インナーとしてご着用いただくことで、「着痩せの効果」が得られるのですが、ご自身の体の状態と合わせて着用の時間やタイミングを見極めていただければと思います。
また、購入してみたけれど思った以上にサイズがタイトだと感じられた場合は、弊社のアシュラーツでしたらご連絡をいただければすぐにサイズ変更のご注文を承ります。
―以下、永桶さん―
素材の調整を繰り返し、最後は加圧性の繊維スパンデックスと呼ばれる伸縮性繊維をお腹周り集中させることで、腹部に圧を集中させることができました。
また、加圧がきつすぎると体調不良やトレーニング時に動きづらいなどのデメリットが出てきますので、圧の調整にも時間をかけました。
制作する工場によって可能な加工が違ったりもしますので、理想の圧を実現するために工場を変更したこともありました。
※加圧シャツの効果や着用法をより詳しく知りたい方はもう1本インタビュー記事がありますので下記をご覧ください。
―以下、永桶さん―
加圧シャツの商品開発に取り組んだきっかけは、私自身トレーニングが好きで、負荷をかけることによって筋トレの効果が全然違うことを感じたからでした。
弊社の「アシュラーツ」は、加圧の強さにこだわって開発しましたので、ぜひ興味のある方は弊社の商品サイトをご覧いただけましたら幸いです。
「アシュラーツ」をもっと知りたい方はこちら