フルマラソンで一生に残る思い出を作りたい!
または、フルマラソンに何回も出場したら新しい刺激が欲しい!
そんなランナーの一部が行き着く場所がコスプレラン。
みなさんは、フルマラソンにコスプレで参加するランナーを見たことはありますか。
この記事では私が実際にホノルルマラソンを走っていたコスプレランナー8選をご紹介します!
(ランナーの皆様には掲載の承諾をいただいております。また、私もマラソンを走りながら撮影したので、多少の手ブレはご容赦ください。)
マラソンが好き、嫌いに関わらずユニークなランナーたちをぜひお楽しみください。
目次
さて、本当にコスプレランナーを見つけることはできるのだろか…。
疑心暗鬼でレースをスタートした私の前に現れたのがこちらの背中のお二人。
ホノルルマラソンのスタートからまだ10分が経たないくらいのタイミング。
早速コスプレランナーを発見しました!
走りながら話を伺うと、なんと2日前にハワイで結婚式をあげたばかりとのこと。
まさに、ウェディングマラソン!
最初のコスプレランナーからとてもめでたい、幸先の良いスタートになりました。
たくさんのランナーでにぎわうスタート直後。
続いて現れたのは、重たそうなリュックを背負ったマッチョ3人組。
聞いて見ると、リュックの重さは1つ40ポンド。約18キロでした。
これは、5歳の男の子を背負ってフルマラソンをしているようなもの。
彼らと出会ったのはまだスタートから3キロいかないくらいの地点。これだけの重さを背負ってゴールまでたどり着けるのだろうか…。
ただでさえフルマラソンで足腰にかかる負担は相当なもの。彼らの強そうな肉体なら大丈夫なのかもしれませんが、途中で荷物を投げ捨てないことを祈ります!
続いて発見したのはこちらのお背中。
こちらの写真からわかるように、まだ周囲が暗いです。
ホノルルマラソンは朝の5時にレースがスタートします。そこから徐々に日が昇ってきて朝日が見えるのが7時くらい。
このときはまだ5キロ地点くらいなのですが、早速3組目のコスプレランナー発見です。
こちらの方は、53歳だそう。マラソン始めてからなんと今回が65回目のフルマラソンだそうです!
恐ろしいですね…。自己ベストは3時間27分。サブ3.5(3時間30分以内にフルマラソンを完走すること)を達成できるランナーはフルマラソンランナーの10%程度。実力者ですね!
コスプレランナーになったのはフルマラソンの出場が10回を超えたあたりからだそう。
タイムを追求すること以外の新たな刺激を求めてコスプレに行き着いたそうです。
今では、地元の愛媛を背負って走っているそう。国内外のマラソン大会には奥様と一緒に行かれているそうで、奥様は観光、旦那さんはレースとそれぞれ楽しく過ごされておりました。
続いて登場したのは一斉を風靡したこちらのキャラクターに身を包んだお二人の女性。
ふなっしーのコスプレランナーです!
ホノルルマラソンは約30度の中でレースが行われます。そんな中、着ぐるみで参加を決意されただけでもすごい精神力だと思ってしまいました。
コスプレランナーの方いわく、コスプレすることの走りづらさ以上に、コスプレをしていることで沿道の方がより声援を送ってくれることや、沿道の方がより笑顔になってくれることが何より快感なんだそう。
確かに、ふなっしーが走ってきたら私も声援を送っちゃいそう!
さて、ふなっしーのお二人組みを見つけたのがスタートから7キロくらいの場所。
ここからしばらくコスプレランナーを発見できない時間が続きます。
こちらは15キロ手前くらいの場所。これだけランナーがいるのになかなかコスプレランナーには出会えない。いつの間にか陽も昇ってしまいました。
もうコスプレランナーは見つからないかな…と思った矢先。いました!ダースベイダー!
フルフェイスのマスクをしながら走っていることもさることながら、この暑いホノルルで全身黒づくめを選択するとはかなりの勇者。
ビームサーベルまでしっかりと持って走る徹底さ。よく見るとマスクが青いライトで光っています。
ここまでの装備をして普通に走っているのは本当にすごいです。相当な体力の持ち主なのでしょう。
ちなみにダースベイダーの周りのランナーはこんな感じ。
みなさんとっても身軽。これはダースベイダーさん、目立ちますね!
さて、ダースベイダーさんに出会ってテンションが上がりましたがここからまたコスプレランナーが見つからない時間に突入です。
すっかり陽が出て、気持ち良いほどの快晴。
ダースベイダーさんに出会ってから1時間30分ほどが経ったころ。
30キロを過ぎたところで、コスプレランナーラッシュが到来しました!
まず遭遇したのが週刊少年ジャンプの人気キャラクターNARUTOのコスプレをしたこちらの方。
写真をお願いすると、忍者ポーズで快く応じてくれました。
写真だと見えにくいですが、NARUTOの右手には「頑張ります」と書かれたリストバンドが。
やはり、コスプレをしながらのフルマラソン完走は容易ではないですよね。しかもこの暑さ。
NARUTOさんが熱中症にならないことを祈ります!
NARUTOに続いてのコスプレランナーラッシュ、二人目はこちら。
満面の笑みでアロハのポーズを決めてくれたのはハワイのディズニーキャラクターでお馴染み、スティッチのコスプレランナーさんでした。ホノルルマラソンの沿道には子どもの応援もたくさんいたので、このコスプレは彼らに大人気間違いなしです!
続いて現れたこちらのコスプレランナーの方に、誠に勝手ながら今回大会のコスプレランナーMVPを差し上げたいと思います。
顔も白塗りでバカ殿をしっかり再現されていました。
金色の衣装と頭につけたまげで遠目からでもバカ殿だとしっかりわかりました。
ちなみにこちらのバカ殿さん、確か7時間ほどで完走をされていました。
私がゴールした後、ゴール付近で休んでいたら後からゴールされたバカ殿さんが、遠くからお疲れ様と合図を送ってくださったんです。
バカ殿さんの中身はナイスガイでした!
今回は私が実際に見つけたホノルルマラソンのコスプレランナーたちをご紹介しました。
コスプレランナーを増やしたいとは思っていませんが、彼らの楽しそうな様子を見ていると、コスプレをしてマラソンをしないとわからないコスプレランの魅力があることは確かです。
フルマラソンの出場にマンネリ感を感じているランナーの方はコスプレランナーに転身するのも1つの手かもしれませんね!
以上、ホノルルマラソンを実際に走って見つけたコスプレランナー8選でした!