• ホーム
  • 身体を磨く
  • 【筋トレ初心者向け】プロが教える自宅・ジムで無理なくできる筋トレメニュー!

【筋トレ初心者向け】プロが教える自宅・ジムで無理なくできる筋トレメニュー!

栗原強太
当サイトの監修・執筆者

「筋トレは何から始めればいいかわからない」「自宅で毎日できそうな筋トレメニューが知りたい」など筋トレ初心者であれば、気になるところだと思います。

 

そこでこの記事では、筋トレ初心者の方がやるべきトレーニングメニューをご紹介します!

栗原強太
フィジーカー 栗原強太
湘南オープンメンズフィジーク172cm以下の部で5位入賞したフィジーカー。体脂肪率は1桁。複数のジムを掛け持ちして日々トレーニングに励む。

自宅・ジムそれぞれの筋トレのメリット・デメリット!

男性の背中

まずは、自宅トレーニングとジムトレーニングのメリット・デメリットをご紹介します。

<自宅トレーニング>
  • メリット:無料、回数は自分次第
  • デメリット:重い負荷はかけれらない
  • おすすめ:シェイプアップを希望の方

 

自宅トレーニングは自重(自身の体重)によりトレーニングを行います。器具を使用せずにトレーニングを行うため、お金をかけずに始める事ができます。

 

しかし自身の体重でトレーニングを行うため、負荷に限界があります。

 

負荷とは、筋肉にかける重りの事を言います。負荷のかけ方によって出来上がる体型も変わってきます。筋肥大を目的の人は重い負荷をかけ、シェイプアップを目的の人は負荷を抑えて回数を重視します。

 

簡単にいうと「マッチョを目指すなら重い負荷、締まった体を目指すなら回数」ということですね!

<ジムトレーニング>
  • メリット:重い負荷がかけられる
  • デメリット:有料
  • おすすめ:マッチョな体を希望の方。自重トレーニングで物足りなくなった方(※後述)

 

ジムトレーニングではダンベルやマシンなどの器具を使用してトレーニングを行います。

 

このようにジムでは重しを選ぶことで自由に負荷をコントロールすることができます。

トレーニングマシンの重り

器具を使用することにより、自宅トレーニングより効率良く筋力アップをすることができるんですね。

 

しかし、ジムはお金がかかります。だいたいどこのジムでも、一月1万円前後の使用料です。

ジム入会のベストなタイミングとは

トレーニングする女性

ジムに入会したいけど、踏み出せないという方多いですよね。

 

ジムの見極め方と入会するベストなタイミングをお伝えします!

 

『ジム』と聞くと、競技者(ボディビルダー)が沢山いる場所。初心者には敷居が高いと思っている方も多いようです。

 

実は、ジムは競技者ばかりがいる場所ではないのです。

 

健康維持・パフォーマンスの向上・ヨガ・エアロビクスを目的に来られる方も沢山いらっしゃいます。

 

私もゴールドジムとANYTIME FITNESSというジムに通っています。

 

健康維持を目的にトレーニングを行っているお年寄りの方やシェイプアップやストレス発散を目的にエアロビクスを行っている中高年の女性も沢山見かけますよ。

トレーニングバイクに乗る男女

「いやいや、ジムを見たことがあるけどマッチョでガチの人ばかりだった!」と思った方。

 

確かに、他のジムと比べるとゴールドジムはガチな人が多いです。

 

一方でANYTIME FITNESSは主婦の方やご年配の方も多く見かけます。ジムの使用者の層は、エリアやブランドによってかなり変わるんですね。

 

ジムは見学や体験ができるところが多いので、1度見学や体験をしてから入会することをおすすめします。

 

私も最初はゴールドジムに見学に行きましたよ。ゴールドジムでは、トレーナーの方が器具の紹介など施設内の事を丁寧に教えてくれました。

ジムを見学する事で、ジムの雰囲気や利用者層を見極めてから入会するのがオススメです!

<Check>

ジムは見学をして、雰囲気や利用層を見極めてから入会しよう!

 

そして、これから紹介する自宅でできるトレーニングメニューで物足りなく感じた時が入会するベストなタイミングです。

 

ジムのメリットは負荷をコントロールできることでしたね。基礎筋力が弱い時にジムのトレーニング器具に重りをつけたら、重すぎて使えません。

 

まず自宅で自重トレーニングに取り組み、目標回数を無理なくこなせるようになりましょう。

 

自分の体重をクリアできたときが、ジム入会のベストタイミングです!

<Check>

自重(自分の体重)トレーニングをクリアできたときがジム入会のベストタイミング

自宅でできる!初心者向け自重筋トレ

懸垂する女性

ここからは、自宅で行うトレーニングメニューをご紹介します。

 

自宅トレーニングは自重(自身の体重)によるトレーニングでしたね。今回は初心者の方にオススメの5つのトレーニングメニューをご紹介します。

 

すべての種目、10〜15回繰り返していきます。ジム入会の見極めは1日にそれぞれ3セットを無理なくこなせるようになることです。

①腕立て伏せ

腕立て伏せ ノーマルプッシュアップ

腕立て伏せは主に大胸筋を鍛える種目です。

<やり方>
  1. 床にうつ伏せになります。
  2. つま先をたて、手は肩幅より少し開き床につきます。
  3. 息を吐きながら腕で床を押していき、体を持ち上げます。
  4. 息を吸いながら体が床につく直前までゆっくりと腕を曲げていきます。
  5. この動作を繰り返し行っていきます。

②プランク

プランクは主に腹筋全体を鍛える種目です。

プランク

<やり方>
  1. 床にうつ伏せになります。
  2. つま先を立て、腕は90度に曲げ肩幅に開き床につきます。
  3. 腕で床を押していき、体を持ち上げます。
  4. 腹筋に力を入れて、体が一直線になるように保ちます。この状態を30秒保ちます。

③ツイストクランチ

ツイストクランチは主に腹斜筋を鍛える種目です。

ツイストクランチ

 

<やり方>
  1. 床に仰向けになります。
  2. 両手は頭の後ろに置き、両足を上げて90度に曲げます。
  3. 息を吐きながら左足を胸に引きつけ、右手を左足の膝に近づけて頭を起こします。
  4. 息を吸いながら左足と右手をゆっくり戻します。この動作を左右交互に15回ずつ繰り返し行っていきます。

④バックエクステンション

バックエクステンションは主に脊柱起立筋を鍛える種目です。

バックエクステンション

<やり方>
  1. 床にうつ伏せになりなす。
  2. 腕は90度に曲げ、つま先は伸ばします。
  3. 顔を前に向け、息を吐きながらゆっくりと上半身を反らせていきます。
  4. 息を吸いながら、上半身を元の位置に戻していきます。この動作を繰り返し行っていきます。

⑤ラットプルダウン

ラットプルダウンは主に広背筋を鍛える種目です。

 

自宅トレーニングではフェイスタオルを手で握っても効果的です!

フロントラットプルダウン(自重トレーニング版)

<やり方>
  1. 手はタオルの両端を持ち頭の上にあげます。
  2. 息を吐きながらタオルを外側に引っ張りゆっくりタオルを頭の後ろに下げていきます。
  3. 息を吸いながらタオルを元の位置に持ち上げていきます。
  4. この動作を繰り返し行っていきます。

ジムでできる!初心者向けマシン筋トレ

ラッドプルする女性

ダンベルやバーベルを使うフリーウェイトトレーニングとマシンを使うマシントレーニングがあります。

 

ここでは、初心者におすすめのマシントレーニングをご紹介します。すべての種目、10〜15回繰り返していきます。セット数は3セット行いましょう。

①チェストプレス

チェストプレスは主に大胸筋を鍛える種目です。

チェットプレスの説明

<やり方>
  1. 椅子の高さをグリップが乳首のやや下にくるように設定します。
  2. 椅子に座り胸を張り、肩甲骨を寄せてグリップを握ります。
  3. 顔をやや上に向き息を吐きながら腕を押していきます。※この時に肘を伸ばしきらないようにしましょう。また、背中が丸まらないように気をつけましょう。
  4. 息を吸いながら腕をゆっくり元の位置に戻していきます。
  5. この動作を繰り返し行います。

②ラットプルダウン(フロント)

ラットプルダウンは、主に広背筋・大円筋を鍛える種目です。

ラッドプルの説明

<やり方>
  1. 椅子の高さは腿をパットにつけ、足を踏ん張れる位置に設定します。
  2. バーは肩幅よりやや広い位置で握り椅子に座ります。
  3. 顔はやや上を向き、胸を張り、息をしながらバーを胸の方向におろしていきます。
  4. 息を吸いながら腕を伸ばし、ゆっくりバーを元の位置に戻していきます。※このときに腕を伸ばしきらないように気をつけまよう・
  5. この動作を繰り返しおこなっていきます。

 

大胸筋のトレーニングについてもっと詳しく知りたい方はこちらもおすすめ。

【大胸筋の筋トレ15選!】自宅・自重・女性向け・ダンベル・ジム別の鍛え方

③レッグプレス

レッグプレスは、主に大腿四頭筋・ハムストリングス・大臀筋を鍛える種目です。

レッグプレスカーフレイズ【大腿四頭筋_内転筋_ハムストリング】

<やり方>
  1. 椅子は膝が90度になる位置に設定する。
  2. 椅子に座り体がずれないように両手でバーを握る。
  3. 脚は肩幅くらいに開き、膝が90度になる位置に置く。
  4. 背中をパットにしっかりとつけて、息を吐きながら膝を伸ばして行く。※このときに膝は伸ばしきらないように気をつける。
  5. 息を吸いながらゆっくり元の位置に戻して行く。

実践して見つけた!無理なく筋トレを続けるコツ

筋トレを好きになる

「嫌いにならない」と言い換えても良いかもしれません。

 

「前の日よりもプランクが1回多くできた!」「いつもよりも楽に歩けている気がする!」筋トレを始めると様々な体の変化が起こります。

 

あなた自身に起こる小さな変化を見逃さないことが大事です。

あれもこれもやらない

食事制限・有酸素運動などを合わせてやろうとする人も多いです。

 

もちろん合わせてやることで効果は上がります!ですがその分、食べたいものが食べられないなどの我慢も多くなってしまいます。

週に3回などの制限をつけない

義務感が出てしまうことで筋トレを苦しく感じてしまいます。

 

筋トレは「筋トレをする→回復する(ここで筋力が上がります。)」このサイクルの繰り返しが必要。

 

筋トレは継続してこそ効果が出るし、休むことも結果につながります。「うさぎと亀」の亀を目指しましょう。

まとめ|筋トレ初心者もやり方次第で理想の体は手に入る

筋トレの面白いところは、知識を身につける事で理想の体型に近づける確率がどんどん高まることです。

 

最近は、ゴールドジムとANYTIME FITNESSにトレーニングに行くと、YouTuberの動画を真似してトレーニングに励んでいる人を良く見かけます。

 

このようにYouTuberの影響などで筋トレが流行ってきていますが、紹介されている動画はマニアックな種目や分かりにくい種目も多いです。

 

筋肉を発達させるためには神経伝達が必要で、筋肉に効いている感覚をつかんでいかなくてはいけません。

 

YouTuberと同じ種目を行ってもその人と同じ体型になれるわけではないんですね。

 

自分の体にあったトレーニングを選ぶことが重要なんです。

<Check>

誰かの真似をすることよりも自分の体にあったトレーニングを選ぶことが重要

 

まずは今回ご紹介した、自宅でできるトレーニングメニューで筋力の基礎を養ってください。

 

そして、ジムのトレーナーに自分の体に合わせた筋トレの基本的な種目を教わるのが良いでしょう。

 

焦りは禁物ですので、焦らず理想の体を目指してみてください!

この記事を書いた人
栗原強太
フィジーカー

MYREVOはパーソナルトレーニングジム、ヨガスタジオ、
ストレッチ、ダイエット、ランニングに関する
プロ集団が著者・監修を担当

パーソナルトレーナー

山本耕一郎

パーソナルトレーナー

斎藤裕香

パーソナルトレーナー

松浦晴輝

パーソナルトレーナー

YOKO

フィジーカー

栗原強太

ストレッチトレーナー

福原 壮顕

ヨガインストラクター

斉藤玲奈

管理栄養士

佐藤樹里

プロランニングコーチ

大角重人

監修者一覧