「ウォーキングって本格的なスポーツじゃないし、何を着たらいいかわからない。」という方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、ウォーキングに適していない服装でウォーキングを行ってしまうと、汗が冷えてしまって風邪を引いてしまうかもしれません。
そうならないためにも、ウォーキングの際に選びたい、正しい服装について今回は詳しくお伝えしていきます。
目次
ウォーキングは、気軽にできる運動として多くの人が行なっているフィットネスです。
そんなウォーキングには、どんな服装が最適なのでしょうか。
ウォーキングの服装を選ぶ際には、3つのポイントを確認しておくと、失敗が少なくなります。
順番に解説していきましょう。
ウォーキングの際に、最も気にしておきたいのが機能性です。
機能性とは、動きやすさや吸湿性、速乾性など。
この辺りの機能性が充実していると、快適にウォーキングが楽しめます。
ウォーキングをしていると、どうしても汗をかいてしまうものです。
そんな時に、吸湿・速乾性が優れたウェアを着ていると、汗をかいてしまってもすぐに乾いてくれます。
汗がすぐに乾くということは、汗が冷えてしまって体を冷やす心配が少なくなります。
また、ストレッチ性のある素材のウェアを着ていると、動きやすくてウォーキングが楽しくなること間違いありません。
このように、ウォーキングをするのであれば、機能性はチェックしておいた方がいいでしょう。
ウォーキングに使用するウエアを選ぶ際には、素材も気にしておきましょう。
ウォーキングには、速乾性に優れた化学繊維の素材を使用したウェアが最適です。
一方で、綿素材のウェアは、汗をかいた時になかなか乾かないので、あまりおすすめできません。
汗が乾かないとウェアが濡れたままになってしまい、風邪を引く原因になってしまいますので注意しましょう。
具体的には、ポリエステル素材のウェアがおすすめです。天然素材であればメリノウールなどが安心できます。
デザイン・サイズもしっかりとチェックしておきましょう。
せっかくウォーキングに出かけるのであれば、楽しくお出かけしたいですよね。
その時に、あまり気に入っていないウェアだと、気持ちが乗らないかもしれません。
そうならない為にも、気に入ったデザインのウェアを選んで、少しでもモチベーションを高く保つように努めましょう。
また、サイズが合っていないと、ズボンの裾を地面に擦ってしまったり、袖が邪魔になってしまったりして、ウォーキングに集中できない場合が出てきます。
デザイン・サイズは、しっかりとチェックして自分に合ったものを選びましょう。
ウォーキング時におすすめの服装についても紹介しておきます。
基本的には、下記の2つを基本にすると良いでしょう。
順番に解説していきます。
最もウォーキングに適したウェアはスポーツウェアです。
スポーツウェアとは、ジャージやハーフパンツ、タイツなど。
どのウェアも体を動かしやすく、速乾性に優れているので、汗をかきやすいウォーキングには最適です。
しっかりと時間を決めて長時間歩くという方には特に、スポーツウェアが良いでしょう。
ウォーキング専用のものでなくても、今あるスポーツウェアでも十分使えるはずなので、とりあえず持っているウェアを使用してみるというのがいいかもしれません。
軽いウォーキングであれば、普段着を使用するのもおすすめです。
スポーツウェアを着るほど本格的にウォーキングをしないという方や、夜に少しだけあるきに行くという方であれば、普段着でも十分役割を果たしてくれます。
ただし、動きやすい物を選ぶようにしてください。
ジーパンのような硬い生地の服であったり、金属のパーツが付いているような服だと歩くのを邪魔してしまいます。
そのような服は、ウォーキングにはあまり適しませんので、ウォーキングには使用しないようにしてください。
また、ウォーキング用のウェアであれば、動きやすさを確保し、なおかつ普段着風のデザインのものもあります。
本格的にウォーキングをしたいという方は、そのようなウエアを購入するといいかもしれません。
季節ごとのウォーキング時の服装について詳しく見ていきましょう。
季節によって服装を選ぶべきポイントは変わってくるので、しっかりとポイントを押さえて服装を選ぶようにしてください。
春は気温の変化が激しい季節です。
そんな気温の変化に対応するためには、脱ぎ着しやすいウェアが最適。
吸水速乾性に優れた、長袖のTシャツをインナーに使用するのが基本です。
気温の暖かい日は、長袖のTシャツ一枚でも十分ウォーキングを楽しめます。
長袖のTシャツ一枚では、少し肌寒そうだなと感じたら、ウィンドブレーカーを羽織ると良いでしょう。
ウィンドブレーカーは脱ぎ着しやすく、脱いだ後もコンパクトにしまえるので、暑くなったら脱いでポケットにしまうこともできます。
また、パンツは、ロングパンツを履くか、タイツを履いた上にハーフパンツを履くなどがおすすめです。
気温が低い日は、厚手のパーカーなども合わせて着るといいでしょう。
夏のウォーキングには暑さ対策が重要になってきます。
基本的には、半袖のTシャツにハーフパンツがいいですが、日中にウォーキングをするのであれば紫外線対策も必要です。
日中のウォーキングに適したウェアは、長袖Tシャツとロングパンツ。
さらに言うなら、UVカットの機能を備えたウェアを着ることが大切です。
夏の紫外線を浴びてしまうと、肌にシミができてしまうだけでなく、紫外線で疲れがたまりやすくなたり、熱中症のリスクが上がってしまいます。
そうならないためにも、夏の日中のウォーキングでは、紫外線対策をバッチリした上で、出かけるようにしてください。
また、水分や塩分の補給がすぐにできるように、飲み物や塩飴などを持っていくようにしましょう。
秋も春と同様に気温が上下しやすい季節です。
基本は吸湿速乾性に優れた長袖のTシャツを着て、その上にウインドブレーカーなどを羽織るのがおすすめ。
手が冷たくなってくる季節であれば、薄手の手袋も装備すると、より快適にウォーキングを楽しめます。
寒さが気になるようであれば、ウィンドブレーカーの下に、保温性のあるフリースなどを着てもいいでしょう。
ウェア選びが難しいのが冬です。
冬のウォーキングは、歩き始める前は寒いですが、歩き始めてしまうと意外と体が暖かくなって、汗をたくさんかいてしまう場合も多くあります。
冬は、汗が冷えてしまうと体温がどんどんと奪われていく季節なので、できるだけ汗をかかないような服装を心がけたいところです。
そのため、ウォーキングを始める前は寒いと感じるぐらいの薄手の服装がいいでしょう。
具体的には、吸湿速乾性に優れた長袖のTシャツの上に、フリースなどを着込むのがおすすめです。
その上には、ウィンドブレーカーなどの風をブロックする機能をもったウェアを着込むと風の強い日でも安心です。
寒い日は、手袋やネックウォーマーも忘れずに装備しましょう。
実際にウォーキングウェアを購入するのに、最適なお店について紹介していきましょう。
安くウェアを揃えられて、どこでも購入できるのは下記の2つです。
順番におすすめのウェアを紹介していきます。
ユニクロで揃えたいのは下記の3つ。
この3点があれば、冬以外は全て対応できるでしょう。
中でもポケッタブルパーカーは、携帯性に優れており、出先で暑くなったら脱いでポケットにしまえるのでとても便利。
今回は、インナーにはエアリズムを紹介しましたが、寒い季節であればヒートテックもおすすめです。
ユニクロは、アクティブウェアが充実しているので、この他にも快適にウォーキングを行えるウェアはたくさんあります。
ウォーキングウェアとして侮れないのがワークマンです。
ワークマンで選びたいとウェアは下記の3点。
これらのウェアを揃えれば、冬のウォーキングでも完璧。
ワークマンは実用性に特化したウェアを揃えているので、価格も安く、性能は他のアパレルメーカーとは比べられないほど優れています。
性能重視で購入するのであれば、ワークマンの右に出るメーカーはないでしょう。
ウォーキングをする際に、ウェア以外に揃えておきたいものも紹介しておきます。
これがあるとウォーキングのモチベーションを保ちやすく、安全にウォーキングを行えるので、できるだけ揃えておくことをおすすめします。
ウォーキングを行うのであれば、ウォーキングシューズはお金をかけておきたいポイントです。
自分の足の形に合っていないシューズでウォーキングを行っていると、外反母趾などのトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
そのようなトラブルまで行かなくても、靴擦れなどが起こる可能性があるので、自分に合った靴というのは、ウォーキングにとって、とても重要な要素です。
痛みが出てしまうとウォーキングのモチベーションが下がってしまうだけでなく、継続するのは難しくなってしまいます。
そうならないためにも、自分に合ったウォーキングシューズを選びましょう。
ウォーキングシューズは、一般的な靴とは違い、クッション性が高く安定性に優れています。
そのため、バランスを崩しにくいのが特徴です。通気性にも優れているので、靴の中が蒸れて仕方ないということもありません。
このように、普通の靴を選ぶよりも、ウォーキングシューズを購入することは、さまざまなメリットがあるので、毎日ウォーキングを楽しむのであればできれば購入したいところです。
活動量計は、ウォーキングのモチベーション維持に最適です。
最近、主流になってきた活動量計は、腕時計のように腕に取り付けるだけで、歩数や脈拍などが測れるアイテムのことです。
歩いた距離や、どれだけのカロリーを消費したのかなどが視覚的に分かるので、ウォーキングのモチベーションを維持しやすいのがいいところです。
睡眠の状態を把握してくれる製品もあり、そのような製品を購入すれば自分がどのぐらい疲れているのかも把握できます。
自分の健康状態を把握できれば、どのくらい歩けばいいのかや、今日は休むべきだという判断などをしやすくなるので、客観的な情報が欲しい方にはおすすめしたいアイテムです。
ウォーキングの際には、飲み物を持って出かけるようにしましょう。
ウォーキングをすると、思ったよりも多くの汗をかいています。
失った水分を補給するには、飲み物を飲むしかありませんが、飲み物を携帯していないと好きなタイミングで飲めないため、脱水症状などの恐れも場合によっては出てきます。
そうならないためにも、飲み物を携帯するようにしましょう。
ペットボトルや水筒を手に持って歩くのは大変なので、ウエストバッグやショルダーバッグなどに入れて持ち運ぶと扱いやすくて便利です。
ウォーキング専用のウエストバッグなども販売されているので、快適に水分補給したいという方は、それらの製品を購入してみてはどうでしょうか。
ウォーキングに最適な服装は、動きやすくて汗が残りにくい服装です。
さらに、ウォーキングに出かけたくなるようなデザインのウェアであれば完璧。
自分の好みのウォーキングウェアを見つけて、ウォーキングを日々の習慣にしてみてください。