ヨガ雑誌を買って満足しちゃった。続かない人のための心の整理術

井上美樹子

現代はまさに健康ブームですね。フィットネスに、ランニング。筋トレにストレッチに、様々な健康対策が注目されています。

 

健康寿命を延ばしていく事を目指して2013年には健康日本21が改正になり、ますます健康に対する意識が高まっている時代です。そして、ヨガはその中でも初心者でも取り組みやすく、そしてやればやるほど奥の深いメソッドとして、非常に注目されています。

 

最近ではヨギーニ(ヨガを行う女性)だけでなく、ヨギ(ヨガを行う男性)も日本で増えてきており、一層人気が高まっていることが感じられますね。

 ヨガは、動きやすい服装とヨガマットさえあれば誰でも簡単に始められるところが、運動慣れしていない方にも人気がある要因かと思います。私も、なんとその一人!全くの運動音痴でも、初心者向けのポーズから始めれば誰でもできますし、続けていく中で少しずつポーズが取りやすくなっていく事を実感できるのが魅力だと感じています。

 

ただ、誰でも簡単に始められる分、簡単に辞めてしまうということもあるのかもしれませんね。

健康のためにヨガを始めてみたけれども、続ける気力が持てずにあっという間に辞めてしまう人も少なくないでしょう。ヨガ雑誌を買っては、ついそれだけで満足してしまったり、雑誌を参考に幾らかのポーズを取ってみては、数回でそれが続かなかったり。

情報収集だけで満足してしまうってこと、結構ありますよね。ブームに乗っかって興味は持ってみたものの、続かない人の心理を少し掘り下げていくことにしましょう。

流行りを追いかける同調の心理でヨガを始めていませんか!?

雑誌

ブームに乗っかったり、流行を追いかけたりすることは、実は同調の心理が起こっているにすぎないことがあります。

日本人は特に、同調するのが好きな人種でもあります。みんなと同じものを持っていると安心したり、あるいは持っていないと不安を覚えたりします。これは行動パターンにおいても同じで、

 

「最近、いろんなフィットネスがあるみたいだけど、流行ってるんだ。私もやろうかな」

「みんなヨガをやっているから、なんだか魅力的に見える!私もやりたい!」

という気持ちに左右されているだけかもしれません。

 

メディアなどは、このような同調の群集心理を利用して、様々な宣伝をかけてきますよね。ダイエット関連の広告はその最たるもの。ダイエットサプリ、ダイエット器具、ダイエットにいいエクササイズ、ダイエット効果のあるフィットネスなどなど、あげたらきりがありません。そこに、ヨガも利用されているところもあることは否めません。「ヨガで痩せよう!」「ヨガで健康になろう!」こんな宣伝文句は、どこにでも転がっていそうですね。

 

あなたがやりたいと思っている「ヨガ」は、あなたにとってどういうものなのでしょう。

それは同調の心理だったりしませんか?

メディアに踊らされている群集心理に過ぎないのかどうか、自分自身の「ヨガ」に対する思いを改めて考えてみると、自分が本当に「ヨガ」をやりたいのか、流行りの何かを取り入れたいだけなのか、見えやすくなると思いますよ。

 

ブームで終わらせることなく、健康のためにきちんと継続してヨガを取り入れていこうという結論が自分の中で出たならば、ぜひヨガを生活に取り入れてみてくださいね。

そして、そのヨガを継続的に行っていくために改めて自分の中の「ヨガ」がなんなのか、どういう位置付けなのか整理していき、自分の中に指標を作っていくことがお勧めですよ。

整理していくことで、どうしてヨガを続けたいのか、どんなペースで続けたいのか、自分の中のモチベーションの度合いに気づいていくことができると思います。

ヨガを生活に取り入れた結果どうなりたいのかを可視化しよう!

ヨガをする女性

健康のためにヨガを生活に取り入れていきたいという考えがあると思いますが、その点についてより細かく掘り下げて整理をつけていくと、

なぜヨガを生活に取り入れたいのか、

どのようなペースでヨガを生活に取り入れたいのか、

あるいは本心ではやりたくないと思っているのか、

などが見えてくると思います。

 

例えば、「健康のために」といっても、実はとても曖昧ですよね。健康のためにヨガを取り入れた結果、どうなりたいのかを可視化していくとこの曖昧さが整理されます。

 

 ・太りすぎているから、ヨガで5kg痩せて「健康になる」ことを目標にする

 ・コレステロール値が高いので、ヨガで数値を下げることで「健康になる」ことを目標にする

・ 眠りが浅いので、ヨガで瞑想を取り入れて心の安定を図り、結果として熟睡できる体を作り「健康になる」ことを目標にする。

 

このように、ヨガを何に役立てていくのか明確にすることで、ゴールが見えやすくなり、モチベーションも保ちやすくなるでしょう。

そして自分がなんのためにヨガをやっているのかという動機が、しっかりフィードバックされます。目標があることで、どれだけの効果が出ているのか、検証することにも役立ちます。

ヨガを続けた結果、成果が伴っているとモチベーションが上がる材料になるでしょう。

テンションが上がることとヨガをリンクさせてみよう!

ヨガをする女性

目標を整理し、モチベーションを高めていった後には、もうひと押し別の角度からももうモチベーションを高めたいところですね。

そのために、よりヨガを楽しむためにできる自分なりの工夫を考えていくことをお勧めします。

 

例えば、流行が好きな人であれば、今流行りの可愛いヨガウェアを購入し、それを着れることが嬉しいという気持ちでモチベーションを保てる人もいるでしょう。

何枚か用意したり少し奮発してみると、せっかく買ったのだから、着ないともったいない!などの気持ちでもって、モチベーションを保っていくこともできるかもしれません。

 

あるいは、お気に入りのインストラクターさんを見つけて、その人に会いたい!その人のようになりたい!というのもモチベーションの一つになりますね。

その他には、訪れるとテンションの上がる街のヨガクラスをあえて申し込んで、好きな街を訪れながらヨガにも取り組めて一石二鳥!なんて、テンションの上げ方もあるかもしれません。

 

どんな方法であっても、自分自身が「ああ、これならテンション上がるな!」と思える何かと、取り組みたいと思っているヨガとをリンクさせて考えていく事で、自分にぴったりの効果的な方法が見つかると思いますよ。 

いかがでしたか?

ヨガに興味を持つところから、本当にやりたいことなのか自分の心を見つめ直すことで整理していきましょう。

続けられるような工夫をしながら、健康に取り組むことができると理想的ですね。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
井上美樹子
臨床心理士・EFTセラピスト