ジム初心者の方が不安に感じることが多いのが「ジムでのマナー」。
「なにか暗黙のルールがあったりするのかな?」「知らないうちにマナー違反してしまっていないかな?」
トレーニングジムは自分だけでなく、色々な人が運動するための公共の施設。
なので、マナーを守り、誰もが気持ちよく使えるようにそれぞれが配慮したいものですよね。
今回はパーソナルトレーナーの目線でジムでのマナーを5つご紹介します。
山本 耕一郎(パーソナルトレーナー)
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アメリカンフットボール全国制覇の経験と、3か月で25kgの減量を実践した経験を活かし、数多くのクライアントのダイエットを成功させる。早稲田大学出身。 |
目次
マシンやベンチなど、器具は共有物です。あなたが使っていたその時間に、他に使いたかった人がいるかもしれません。
運動せずいつまでもおしゃべりをしたり、だらだらと利用してしまうのは、周りの人への配慮が欠けた行動だと私は考えます。
もちろん、自分自身のトレーニングの質を落としてしまうほど周りを気にする必要はありません。
ただ、トレーニングに集中しつつ、周りのことを考えられたら、全員が気持ちよく使える空間になっていくと思います。
道具を使ったら、汗を拭き、重りは元の位置に戻しましょう。
誰かの汗でベトベトになった台はちょっと…とほとんどの人は思うでしょう。
当然、トレーニングは汗をかくものです。
ついてしまった汗は、備え付けのタオルや、アルコール消毒スプレーなどで拭き、次の人がきれいに使えるようにしましょう。
また、重りは元々あった位置に戻しましょう。
自分が使いたい道具が、誰かが使った後にバラバラになっていたら、どこにあるのか分からなくなり不便に思う方もいるでしょう。
そういった配慮をしてあげることは、トレーニングをする者として心がけたいですね。
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スマートフォンを触っていると、トレーニングに集中できないばかりか、順番待ちの人がいるのに気づかないことも。
何より、スマホばかり触って、ベンチ台やマシンの上で無駄に時間を過ごしているのは、非常にもったいないです。
トレーニング中の1、2時間ぐらいはスマホを見なくても良いのではないでしょうか。
せっかくジムに来ているのですから、スマホは一旦ロッカールームに置いてトレーニングに集中し、トレーニングジムのストイックな空気を味わうことをおすすめします。
実際に、スマートフォンの使用を禁止しているジムもあります。
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誰かと一緒にトレーニングをしていたとしたら、当然コミュニケーションとして会話をすることもあると思います。
ただ、その会話のボリュームが必要以上に大きかったり、他の人の集中力を下げてしまっていないか注意してください。
「会話をするな」というわけでありませんが、ふざけている人や、声の大きすぎる人がいると他の方への迷惑になりますので、配慮をすることをおすすめします。
ジャイアントセット、トライセット、スーパーセットを行う際は気をつけましょう。
これらの言葉に耳馴染みのない方が多くいらっしゃるかと思いますが、簡単に言うとどれも複数のセットを連続して行う種目のことです。
例えばジャイアントセットだと、4種類以上の種目を組み合わせて、一気にトレーニングをしていく。
1つ目をやったら2つ目、2つ目をやったら3つ目、3つ目をやったら4つ目、これを隙間なく行っていくことがジャイアントセットと言われています。
<ジャイアントセットの詳しい説明はこちらがおすすめ>
当然ジャイアントセットを行うということは、場所や器具を多く使う可能性があります。
1人で多くの器具や場所を占有してしまうことは、多くのジムで禁じられていることでもあります。
工夫次第で、ジャイアントセットを1つのバーベルやダンベルで行うことは可能です。
工夫をしつつスペースの効率を良く行うことが、あなた自身の筋トレの効率の向上と、良き空間を保つためにおすすめできる行動です。
普段運動の習慣がないあなたがジムに入ることは、未体験ゾーンに入っているような感覚なのではないでしょうか。
ジムは、トレーニングに励む誰もが利用する公共の空間なので、思いやりをもって他の人が使いやすいようにしてあげることで、自然と自分自身も過ごしやすい環境が生まれてきます。
占領したり、楽をしようと台を拭かずに出てしまったりすることのないように気をつけられるといいですね。
同じトレーニングをする身として、マナーに気をつけて良いトレーニングライフを送りましょう!
以上、「ジム初心者が気をつけたい!マシンや器具の利用マナー5選」でした!
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