「筋トレが習慣になってきた、けれど最近モチベーションが上がらない」
「ジムに行く気がしない日が何日も続く…」
その理由は、意外と単純なところに潜んでいたり、解決策は意外とシンプルなものであるかもしれません。
パーソナルトレーナーの立場から、私がおすすめする打開策をご紹介します。
山本 耕一郎(パーソナルトレーナー)
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アメリカンフットボール全国制覇の経験と、3か月で25kgの減量を実践した経験を活かし、数多くのクライアントのダイエットを成功させる。早稲田大学出身。 |
目次
筋トレを始めた当初は「筋肉がついてきて楽しい」や「いろんな重りを持てて楽しい」といった喜びを感じられたと思います。
そうした方も、筋肉がある程度発達し、動作も覚える頃になるとなかなか次の重りが上がらなくなってきます。
そんな状態にマンネリ感を覚え、筋トレがつまらなくなってしまっているという可能性が考えられます。
そんな時は、下記の方法でその問題に向き合いましょう。
筋トレを始めたばかりのころはどんどん重りを持ち上げることができて楽しいもの。
しかし、トレーニング継続年数が上がっていくにつれ、筋力の成長を感じることが難しくなってきます。
そこからモチベーションが低下し、ジムから足が遠のいてしまいます。
ですが、トレーニングジムに行かないことには何も始まりません。
「何キロ上げなきゃ、でもできないな…」とネガティブな気持ちになるよりも、まずはジムに行った自分を褒めてあげることが大切です。
ジムに行きさえすれば、多少であっても何かしらトレーニングを行います。
ベンチプレス一回でもいいですし、ランニングマシーン1分でもいいのです。
まずはそうしてハードルを低くしてあげることで、「◯◯しなきゃ」という強迫観念を捨て去ることができるかもしれません。
実際私も、モチベーションが上がらない時はベンチプレスを3セットだけやって帰ることがあります。
そうすると滞在時間が20分ぐらいで終わることもありますが、その状態が毎日続くわけではありません。
何よりもまずは「ジムへ行く」こと。
これを目標とするだけでも心が軽くなり、もう一度トレーニングが楽しかった頃の気持ちに戻れるかもしれません。
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メニューを変えることとメニューを変えないこと、それぞれにメリットがあります。
「楽しむ」という目的を考えた場合に、メニューを変えることはモチベーションを上げるための有効な手段であると言えます。
例えば、普段行っている胸のトレーニングに使う器具をバーベルからダンベルにしてみる、といった簡単なことでもいいです。
新しいマシンがあったらそれを使ってみるのもおすすめです。
楽しさ、新鮮さという点から、あなたのマンネリを解消してくれるかもしれません。
もちろん、動作がしっかりとできていないのにも関わらずコロコロと器具を変えてしまうのは、筋トレを続ける上であまり良くない選択です。
あくまで1つのマンネリ打開策として考えてみてください。
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1人ではモチベーションが上がらない時や、1人では分からないことがある時。
そうした時は、筋トレ仲間と一緒にトレーニングを行うことで、刺激を受けたり、「負けたくない」という気持ちが湧いたり、他にもいろんな感情が芽生えるかもしれません。
また、「やっぱりこのぐらい追い込むと楽しいな」というやりがいや「こんな方法があったんだ」というアイデアを、トレーニングのパートナーから得られることもあります。
私も、自分が一人では続きにくいタイプということを分かっています。
そのため、週に1回トレーニングパートナーと一緒にトレーニングを行って、追い込みあって筋トレのモチベーションを保っています。
やはりトレーニングジムというのは、行くまでが大変なのですが、一度行ってしまえばこちらの勝ちです。
ジムに1人で行っている方は、トレーニングをしている友達と一緒にジムに行ってみたりするのも良いと思います。
もし仮に、周りにトレーニングをしている人がいない状況でしたら、あなたがトレーニングの良さを猛烈に語ってあげてください。
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ジムに行くと、複数のマシンを占拠することはマナー違反になりますよね。
しかし、プライベートジムなどで行うトレーニングであれば、そこにある器具は全て好きに使うことができます。
利用者はあなた1人、さらに指導してくれるパーソナルトレーナーがいる環境ですので、まさに「トレーニングをすること」に特化した環境なのです。
例えば、普段ジムで行うことはあまり良しとされていない「ジャイアントセット」というトレーニングがあります。
4つ以上の種目を一気に行うことで、時間対効果を最大にするトレーニング方法です。
非常に負荷が高いのですが、スペースを取り器具をたくさん使うので、普通のジムでは行うことはできません。
ですが、その効果は大きく、筋肉の成長ホルモンが多く分泌されることが分かっています。
集中的に追い込む環境に身を置くことで、フォームを訂正することもできます。
これはパーソナルトレーナーに全て任せればいいので、あなたがやるべきことは自分に向き合う事、バーベルに、ダンべルに向き合う事です。
非常に楽しい空間なので、パーソナルトレーナーを利用することは、あなたのトレーニングのマンネリを打開する上で非常におすすめできる手段の1つと言えるでしょう。
私自身も、パーソナルトレーナーという仕事をしながら、他のパーソナルトレーナーの所へ行って、刺激をもらっています。
当然業務上の勉強というところもあるのですが、自分で追い込みきれないところまで追い込んでくれるので、非常に楽しい時間を過ごせています。
そして「やっぱりパーソナルトレーナーをつけることっていいな」と思うことで、自分自身の職業を肯定できるような気持ちにも繋がっているので、非常に良い時間です。
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筋肉は、負荷をコツコツ積み重ねることで鍛えられます。
逆にトレーニングをせず放って置くと、筋力が落ちて元に戻ってしまいます。
つまり、トレーニングにおいて、継続することは非常に重要なのです。
たとえマンネリの状態になっても、「惰性でトレーニングしていて効果あるのかな、つまんないな」と思うのではなく、そもそもトレーニングジムに通い、それを継続できている自分を褒めてあげることが大切です。
一時的につまらなくなる時も訪れるかもしれませんが、その先の大きな未来を見据えていろんなことを試し、仲間と一緒にトレーニングをすれば、きっと有意義な時間を過ごせると思います。
以上、「【ジム通いに飽きた人必見】筋トレのマンネリ感を乗り越える方法」でした!
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