「盛り上がった熱い胸板」「美しく高い位置にあるバスト」
憧れのボディーを手に入れるためには、大胸筋を鍛えることがポイントです。
大胸筋の筋トレは、ダンベルでのトレーニングが効果的!
そこでこの記事では、効率よくトレーニングを行うためのダンベルの選び方から、大胸筋の部位ごとに鍛える方法など詳しくご紹介していきます。
目次
大胸筋は胸の部分に位置する筋肉で、鍛えることで見た目に変化が表れやすいのが特徴です。
ここでは、大胸筋を鍛えるメリットを4つご紹介していきます。
大胸筋は筋繊維が豊富な筋肉です。
鍛えることで1本1本の筋繊維が太くなって筋肉がつきやすい部位です。
筋肉が増えると基礎代謝が上がるので、脂肪が燃焼されて太りにくい体質を手に入れることができます。
大胸筋は胸に広がる大きな筋肉なので、鍛える部分に応じたバストアップの効果を得ることができます。
中でも、『大胸筋上部』を鍛えるとバストをあげる効果があり、『大胸筋内側』を鍛えるとバストを寄せる効果があります。
大胸筋のトレーニングは、男性に限らずバストが垂れやすくなる30代以降の女性にもおすすめです。
大胸筋は体を支える重要な筋肉でもあります。
そのため、大胸筋以外の部位のトレーニングを行う際、特にダンベルやバーベルを使ったトレーニングを行う際にも大胸筋の力が必要です。
負荷の高いトレーニングを行う際に大胸筋の筋力が少ないと、トレーニングのフォームが乱れて効果的な筋トレを行えません。
大胸筋を鍛えることで、他の部位の筋肉も鍛えやすくなるのです。
特に男性は、スーツやTシャツを着こなすために必要なのが大胸筋です。
大胸筋を鍛えると、胸とウエストのメリハリができて、スーツやTシャツを美しく着こなすことができます。
スーツは「胸で着る」と言われるくらいです。
大胸筋を鍛え、胸に立体的で緩やかなカーブを手に入れれば、カッコ良くスーツを着こなせるでしょう。
Tシャツも、胸板が厚い方がスタイリッシュな男らしさを表現してくれます。
大胸筋は大きな筋肉なので、様々な方向からアプローチする必要があります。
ダンベルを用いたトレーニング方法は、自重トレーニングよりも多くの報告から大胸筋に負荷を与えることが可能になります。
鍛えたい筋肉をピンポイントに鍛えるのに効果的なのです。
特に、胸筋の上部・中部・下部のそれぞれに負荷を集中させて鍛えることができるので、美しい大胸筋を作るためにダンベルは必要不可欠とも言えるでしょう。
さらに、ダンベルが大胸筋を鍛えるのに効果的であるということも実験によって報告されています。
19名に『ダンベル』『バーベル』『スミスマシン』のトレーニングを行わせたところ、大胸筋の筋活動はダンベルがもっとも大きく、バーベルはもっとも筋活動が小さかったという結果となった。(*1)
ダンベルのトレーニングは、バーバルやスミスマシンを用いたトレーニングよりも、軌道を安定させるために筋肉を使うため、より多くの筋繊維を刺激することができるのです。
大胸筋は、上部(鎖骨の下)・内側(肋骨辺り)・下部(腹部の上)の3種類に分けることができます。
中でも、上部と内部は刺激を受けにくい部位なので、効率の良い筋トレ方法が必要です。
そこで、それぞれの部位の役割とおすすめのトレーニング方法を確認しておきましょう。
大胸筋上部は鎖骨の下辺りにあり、腕を斜め上に押し出す動作を担っています。
盛り上がった大胸筋を鍛えるには、仰向けの状態よりも頭を高くして、45°未満の傾斜を作る“インクライン系”のトレーニングが効果的です。
大胸筋内側は肋骨辺りにあり、腕を前で閉じる動作を担っています。
外側だけでなく完璧に大胸筋を鍛えるには、腕を内側に寄せる動きをゆっくりと行い、限界まで寄せるトレーニングが効果的です。
大胸筋の下部は腹部側にあり、腕を斜め下に押し出す動作を担っています。
鍛えることで美しく立体感のある大胸筋を得ることができます。
大胸筋下部を鍛えるためには、肩が動きすぎないように固定して、腕を前方に押し出すトレーニングが効果的です。
それでは、大胸筋のそれぞれの部位を鍛える方法をご紹介していきます。
回数はあくまでも目安ですので、無理のない程度に行ってくださいね。
大胸筋をピンポイントで鍛えることができるので、たくましい胸板を作ることができます。
<参考動画>
動作範囲が大きいので、筋肉に負荷を増やすことができるトレーニングです。
斜めの状態で行うこのトレーニングは、盛り上がった胸板を作ることができます。
<参考動画>
肩関節にも負荷がかかるので、腕周りの筋肉も一緒に鍛えることができます。
<参考動画>
鍛えることが難しい大胸筋の内側を、効率よく鍛えることができるトレーニングです。
<参考動画>
大胸筋に対して縦方向に刺激を入れられるので、立体的な胸板を作ることができます。
<参考動画>
「トレーニングの結果を早く出したい!」という気持ちで、重すぎるダンベルを選ぶのはNGです。
筋肉の使いすぎは、大胸筋炎を起こしてしまう場合もあります。(*2)
また、正しいフォームでトレーニングをすることが、美しい筋肉をつけるためには欠かせません。
自分の筋力に合わせたダンベルを選ぶことで、正しいフォームを保ったトレーニングが可能になるのです。
ダンベルを選ぶポイントは3つ。
これら3つの点からダンベルの選び方をご紹介します。
もっとも大切なダンベルの重さ選びから確認していきましょう。
10kgを超えるダンベルは本格的に大胸筋を鍛える人におすすめですが、まずは続けやすい負荷のダンベルを選んで、少しずつ筋肉を育てていくことをおすすめします。
ダンベルは2種類の機能から選ぶことができるので、それぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、筋トレ初心者は固定式のダンベルで様子をみるのがおすすめです。
「これなら続けられる」と感じてから可変式で本格的なトレーニングに移行してみてはいかがでしょうか。
ダンベルには4種類の素材があるので、それぞれの特徴を確認していきましょう。
アイアン製やクロームメッキ製は床を傷つける心配があるので、実用的におすすめなのは『ラバー製』か『ポリエチレン製』です。
ダンベル以外で大胸筋を鍛えることができる、おすすめのグッズを2種類ご紹介していきます!
場所をとらない形状と女性にも握りやすいグリップということもあり、様々な年齢層の男女に人気のアイテムです。
バネがしっかりとしているので、使用者の多くが「筋肉に効いている」と感じているようです。
テレビを見ながらの“ながら筋トレ”にもおすすめのグッズです。
最大で5本のバネで負荷を付け替えられる、初心者にもおすすめのグッズです。
引っ張ることで筋肉を鍛えるアイテムなので、「背筋を鍛えたい」「左右の筋肉のバランスを整えたい」など、自分の目的に合った使い方が可能です。
バネ1本でもしっかりと筋トレができるので、筋力の弱い人や肩こり解消などの軽い筋トレにも重宝します。
大胸筋といっても3つの部位に分かれています。
どの部位を大きくしたいのかによってアプローチを変えることが大切です。
バランスよく鍛えるには、正しいフォームで行うことが重要なので、自分に合ったダンベルを選んでくださいね。
<参考文献>
*2 https://ijiri.jp/medical_care_guide/kata/zenmen/daikyoukinen.php