ボルダリングを初めてする方必見!ジムスタッフが教える初心者完全ガイド

MYREVO編集部

この記事は、「ボルダリングを始めよう!」と考えている方へ向けて、ボルダリングを始める際に必要な準備の内容や、初めてボルダリングジムへ行く際の注意点をまとめています。

 

ボルダリングジムのコーチから伺った内容と、3名のMYREVO編集スタッフがボルダリングジムへ出向き、集めた情報のまとめです。ボルダリングを初めてする際の、ガイドとしてご活用ください。

初めてボルダリングをする際の流れ

最初に、初めてボルダリングをする際の流れをご紹介します。初めてのボルダリングでやるべきことは、主に5つです!

初めてのボルダリングでやるべきこと
  • ボルダリングに必要な物を準備する
  • ボルダリングジムに行ってみる
  • まずは壁を登ってみる
  • 壁に慣れてきたら課題にチャレンジする
  • 筋肉痛のケアをする

 

今回は、MYREVO編集部の3名のスタッフが、初めてのボルダリングに挑戦してきました。彼らの実体験を元に、初めてのボルダリングの流れを詳しく紹介して行きたいと思います。

ボルダリング登るところ

初めてのボルダリングに向けた準備

ボルダリングに行くことが決まったら、準備に取り掛かりましょう。この章では、初めてのボルダリングに必要な4つの準備をご紹介します。

初めてのボルダリングに必要な4つの準備
  • 予算を決める
  • 持ち物を準備する
  • 爪を適切な長さに調整する
  • ボルダリングのルールとマナーを予習する

 

それでは1つ1つ見て行きましょう!

ボルダリングジムの料金相場

まずはボルダリングジムの料金相場を知って、かけられる予算を決めましょう。初めてボルダリングジムに行く場合、次の4つの費用がかかります。

初めてボルダリングジムに行く際にかかる費用
  • 交通費
  • ジムの初回登録料
  • ジムの利用料
  • レンタル品(チョーク・シューズ)の代金

ボルダリング費用

 

MYREVO編集部のリサーチによると、それぞれの価格相場はこのようになっています。

項目 価格相場 備考
初回登録料 1,000〜2,000 初回のみ必要。
利用料 1,500〜2,000 1日利用料、時間単位の利用料などジムによってシステムが異なる
チョーク代 無料〜300 持参しない限り毎回レンタルが必要
シューズ代 200〜400 持参しない限り毎回レンタルが必要

ジムによって料金形態は異なりますが、初めて行くボルダリングジムの場合、総額で「3,000〜5,000円+交通費」程度を予算として見込んでおくと良いでしょう。ここに含まれるジムの初回登録料は2回目以降不要です。

 

そのため、2回目以降の予算は「1,500〜3,000円+交通費」程度といったところでしょうか。ジムによっては回数券を購入することで、割引が効くところもあるので、賢くやりくりしたいところですね。。

ボルダリングに必要な持ち物

予算が決まったら、次はボルダリングに必要な持ち物を揃えましょう。ボルダリングに必要な持ち物は次の5つです。

持ち物 用途 初めての方へのアドバイス
1.ウェア ボルダリングをする際のウェアです。 普段着で代用可能です。
2.タオル チョークで汚れた手を拭く際に用います。 キッチンタオルやハンカチで構いません。
3.飲み物 水分補給に必要です。 ジムの近くのコンビニで購入しておきましょう。
4.チョーク 壁を登る際の滑り止めとして、手につけます ジムでレンタルをしましょう。
5.シューズ ボルダリング専用のシューズです ジムでレンタルをしましょう

上記5つの中で、チョークとシューズはジムでレンタルをするため、持って行くべきものは「ウェア」「タオル」「飲み物」の3つです。

 

ウェアについてですが、ボルダリング時の服装は、特別なものを用意する必要はありません。参考に、こちらのMYREVOスタッフ3名の服装をご覧ください。

ボルダリング登るところ

左の男性のように、私服のままボルダリングに取り組んでもOKですし、真ん中や右の男性のように、スポーツウェアに着替えてもOKです。ただし、ボルダリング時には、滑り止めとして、このようなチョークを用います。

滑り止めのチョークで、服が白く汚れてしまうことがあるので、汚れても良い服装でボルダリングに取り組むようにしましょう!

 

また、MYREVOにはボルダリングの持ち物について詳しくご紹介をしている記事もございます。ボルダリング時の持ち物についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

ボルダリングの持ち物一覧。持参・レンタルすべき物からあると便利な物まで一挙紹介

ボルダリング前に欠かせない爪の調整

ボルダリングに必要な持ち物の確認ができたら、爪の長さを整えましょう。実は、初めてのボルダリングでよくある失敗の1つが、爪の切り忘れなのです。

ボルダリングで壁を登る際は、このようにホールドを掴みます。

ボルダリングホールド

<ホールドとは?>

ボルダリングジムの壁に設置されている、指や足を引っ掛ける突起物のこと。

 

ここで、ヒローズアップ!クライミングクラブのコーチであり、ボルダリングの全日本大会であるジャパンカップにも出場されている太田さんに、伺った爪を整える際のポイントをご紹介します。

太田 裕樹 爪が伸びていると、ホールドに、爪が当たって痛くて登れません。なので、初めてのボルダリングの前は、しっかりと爪を切っておきましょう。長さの目安は、手のひらを自分に向けたとき、指の端から爪が見えない程度です。

MYREVOでは、ボルダリング時の適切な爪の長さや、爪のお手入れの方法を詳しく説明している記事もございます。もっと詳しく知りたい方は、そちらも合わせてご確認ください。

ボルダリング時は爪をベース型に切ろう!最適な長さとケアの方法

ボルダリングのルールやマナー

初めてのボルダリングへ向けた準備の最後は、ボルダリングのルールやマナーの予習です。初めてのボルダリングで困らないように、最低限知っておきたいルールやジムでのマナーをお伝えします!

 

ボルダリングのルール

そもそもボルダリングとは、人口の壁に設定されたコースを登るスポーツです。壁に設置されたホールドを指定された順に、手足を使って登って行きます。初めてのボルダリングに行く前に、次の3つのルールを最低限抑えておきましょう。

初めてのボルダリング前に抑えておきたい3つのルール
  1. 1.スタートに指定されたホールドを両手で持ってから登り始めること
  2. 壁を登っている最中に地面に足がつくと失格になる
  3. ゴールに指定されたホールドを両手で持つことができたらゴール

 

このほかにも、ジムによっては「右手でしか持ってはいけないホールドが指定されている」など、細かなルールの指定が異なる場合があります。その場合は各ジムのルールに従いましょう。

 

ボルダリングジムでのマナー

ボルダリングジムは、他の利用者との共有スペースです。ジム側から「誰が何時にどの壁を登るのか?」を指定されることはありません。そのため、壁を登る際は、他の利用者と順番を譲り合いましょう。

 

また、休憩をする際は、壁から十分な距離を取って休憩をしましょう。これは、壁を降りてくる人との衝突を避けるためです。初めてのボルダリングでは、マナーを守り、他の利用者の迷惑にならないように気をつけてくださいね。

初めてのボルダリングジムでやるべきこと

事前準備が整ったら、実際にジムへ行ってみましょう!この章では、初めてのボルダリングジムでやるべきことを、順を追ってご紹介します。

 

ボルダリングジムへどんな服装で行けば良いのか迷う方はこちらの記事もご参照ください。

ボルダリング初心者の服装を写真で紹介!初めてのボルダリングの注意点をトレーナーが解説。

ボルダリングジムの設備確認

ボルダリングジムについたらまずはジムの設備確認を行いましょう。例えばこちらは、渋谷にあるPEKIPEKIというボルダリングジムのフロアマップです。

ボルダリングジムの設備例

フロアマップを参照するとボルダリングジムには次の設備が備えられていることがわかりますね。

<ボルダリングジムの設備>
  • 受付
  • 登るための壁
  • ロッカー室
  • 手足洗い場
  • トレーニングエリア

 

上記以外の設備としてお手洗い、自動販売機やお菓子の販売コーナーも設置されていることがほとんどです。また、数は少ないですが、ボルダリング用品の販売コーナーを併設しているジムもありますね。ジムの設備を確認したら、受付へ向かってください。

ボルダリングジムの受付

受付では、初回登録の手続きと、レンタル品の受け取り、利用料の支払いを行います。市して、受付後に、ロッカー室(=更衣室)へ移動し着替えを済ませ、壁かトレーニングエリアでボルダリングを行うのがジムでの基本的な動きの流れです。(※ロッカー室とは別室に更衣室を設けているジムもあります。)

 

さて、この流れに沿って初めてのボルダリングをスタートさせれば良いのですが、受付でシューズをレンタルする際は、シューズ棚から自分でシューズを選ばないといけません。

初めてのボルダリングでは、シューズの選び方がわからないと思いますので、次の章でシューズの選び方をご紹介します。

ボルダリングジュースの選び方

ボルダリングシューズは、自分の足のサイズに合わせてシューズを選びます。

ボルダリングシューズ

太田 裕樹 ボルダリングシューズは、シューズの中で足が動くと登りにくいため、普段履いている靴よりも1サイズ小さいものを選びましょう!ただしこれは、「足が痛いのを我慢して、小さいシューズを履きなさい」という意味でないので注意が必要です。シューズは痛みを感じず、足にフィットしたものを選んでください!

ボルダリングの際は、足の指先をホールドに引っ掛けて壁を登ります。そのため、普段より1サイズ小さめのシューズがおすすめです。シューズ選びで迷ったら、ジムの受付のスタッフさんに相談するのも1つの手ですよ!

レンタルシューズに靴下はマスト

また、シューズをレンタルする際に注意をして欲しいのは、必ず靴下を履くことです。靴下は忘れずに持って行きましょう!

 

「靴下を持って行くなんて当たり前!」と思われる方もいるかもしれませんが、実はボルダリングジムへ行くと、靴下を履かずにボルダリングシューズを履いている人をちらほら見かけます。

 

この人たちは、足のフィット感をより高めるために、あえて靴下を履いていないのです。ただし、レンタルシューズを使う場合は、靴下を履くのがマナー。素足でシューズを履いている人は、自分のシューズを持参している人たちなので、初めてボルダリングの際は、靴下を忘れないでくださいね。

まずは壁を登ってみる

ジムで受付を済ませたら、更衣室でボルダリングをする服装へ着替えましょう。着替えを済ませたら、いよいよ壁を登ります。

 

では、初めてのボルダリングで、どうやって壁を登れば良いのでしょうか。この章では、初めてのボルダリングで、壁を登る際の手順をご紹介します。

滑り止めのチョークをつける

壁を登る前には、必ず滑り止めのチョークを両手につけましょう。チョークはこちらの写真のように、液体状の物とパウダー状の物があります。

液体状の物は、手のひらに乗せて、手のひら全面伸ばしましょう。手のひらに広げると、すぐに乾きます。また、パウダー状のチョークも手のひら全体につけるようにしてください。

最初は垂直な壁を登ろう

チョークをつけたら、さっそく壁を登ってみましょう!

最初は、目指すホールドを1つ決めて、コースを気にせずに登ってみることをオススメします。課題に挑戦するのは、壁を登る感覚を体に覚えさせた後が良いでしょう。

<課題とは?>

ボルダリングのコースのことを意味します。ボルダリングジムでは、ホールドの色や、ホールドに色テープで貼ることでコースが指定されています。

 

ただし、初めてのボルダリングでは、必ず垂直の壁から登るようにしてください。実は、ボルダリングジムには3種類の壁があるのです。

<ボルダリングジムにある3種類の壁>
  • スラブ:奥側に傾斜がかかっている壁
  • 垂壁:文字通り90度の壁
  • オーバーハング:手前側に傾斜がかかっている壁

 

傾斜のある、スラブやオーバーハングを登るにはテクニックが必要です。

ボルダリングジムの様子

そのため、初めてのボルダリングでは垂壁を登りましょう。

壁を降りるときはジャンプをしない

目標とするホールドまで登ったら、ゆっくり床まで降りましょう。初めてのボルダリングの際は、次のことを十分に注意してください。

<壁を降りるときの注意点>
  1. 降りる前に周囲に人がいないかを確認する
  2. 降りるときはジャンプをしない
  3. 足を踏み外さないように、つま先をホールドに置く
  4. 足が絡まないように、足をクロスさせない
太田 裕樹 ボルダリングジムでの怪我の多くが、壁の下にいた人と、壁を降りて来た人との衝突です。初めてのボルダリングだからこそ、降りる際には十分な注意を払いましょう。

課題に挑戦する

壁を登る感覚に体が慣れてきたら、課題に挑戦してみましょう。この章では、初めてのボルダリングで、課題に挑戦する時のポイントをご紹介します。

簡単な級から始める

課題に挑戦する際は、事前に必ず級を確認しましょう。

<級とは?>

コースの難易度を分ける指標です。どのボルダリングジムもだいたい10段階〜8段階で級を設定しています。

 

ボルダリングジムの壁にはこのように級が表示されています。渋谷のボルダリングジム PEKIPEKIでは、ホールドの色で級が分かれていました。

ボルダリング級

例えば、8級に挑戦する場合、ピンク色のホールドをたどって登っていけば良いのですね。初めてのボルダリングでは、必ず簡単な級から挑戦するようにしましょう!

 

ボルダリングの競技ルールをさらに知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

初めてボルダリングジムへ行く前に読もう!初心者向け基礎知識やルール解説

適度に休憩を取ろう

初めてのボルダリングでは、連続して壁を登らずに適度に休憩を取ることも大事です。例えば、ジムに2時間いる場合、半分の1時間は壁を登らずに休憩をしても良いくらいです。

 

初めてのボルダリングでは、壁を登る動きに体が慣れてないため、壁を連続して登るとすぐに前腕が痛くなってしまいます。ボルダリングを長く楽しむためにも、小まめに休憩を取って、前腕に疲労がたまるペースを緩めましょう。

オブザベーションをやってみよう

休憩の間はオブザベーションに取り組んでみましょう。

<オブザベーションとは?>

ボルダリング用語で、登る前にスタートからゴールまでの登り方を想像しておくこと。

太田 裕樹 課題をクリアするには、オブザベーションは欠かせません。休憩中には、次に挑戦する課題を見て、オブザベーションに取り組んでみてくださいね!

MYREVOではオブザベーションのやり方についての詳しく解説した記事もございます。オブザベーションについてもっと知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

プロが伝授!ボルダリング上達のコツはオブザベーションにあり

初めてのボルダリング後にやるべきこと

この章では、初めてのボルダリングで課題を登り終えた後にやるべきことをお伝えします。

チョークを洗い流す

まず、ボルダリングが終わったら、手に塗ったチョークを洗い流しましょう。

ボルダリングジムには、このようにチョークを洗い流すための洗面台が必ず設置されています。

ボルダリング洗面台

チョークがついたままの手で服に触れると、服が白く汚れてしまうため、しっかり洗い流すようにしましょう。また、指と爪の間にチョークが残りやすいので、入念に洗うようにしてくださいね!

太田 裕樹 実は、ボルダリングジムのほとんどにシャワー室がありません。ボルダリングの後に汗を洗い流したい方は、制汗シートや制汗スプレーを持参することをオススメします!

筋肉痛のケアをする

初めてのボルダリングの後は、ほぼ間違いなく、前腕が筋肉痛になります。壁を登っている最中に前腕が痛くなってくる人も多いです。そのため、ボルダリングの後は、前腕や指を伸ばしてストレッチをする、湿布を貼るなどして、痛みがあるところをケアしてあげましょう。

 

また、前腕が痛む理由の1つに、壁の登り方があります。ボルダリングは、腕力ではなく下半身の力を使って壁を登るのがコツ。ボルダリングの登り方が上達すると、徐々に前腕の痛みを感じることも少なくなってきますよ。

 

壁の登り方についてはこちらの記事で詳しく解説をしているので、気になる方は合わせてご覧ください。

初心者は腕力で登ってはダメ!初めてのボルダリングでうまく登るコツ
ボルダリング上達のコツは脱力トレーニング!初心者にオススメのジムでの練習方法

初めてのボルダリングにオススメのジム

ここまで、初めのボルダリングの流れをご紹介しました。この章では、初めてのボルダリングにオススメのジムをご紹介します。

結論からお伝えすると、初めてのボルダリングでは、最寄り駅から歩いて行けて、初心者向けの講習を行っているジムを選びましょう。

駅から歩けるジムがオススメの理由

1つ前の章でもご紹介をしましたが、初めてのボルダリングはほぼ間違いなく前腕が筋肉痛になります。そのため、ボルダリングジムに車で行ってしまうと、筋肉痛で痛む腕では、ハンドル操作が難しいです。

 

交通事故のリスクも高まってしまうため、初めてのボルダリングは最寄り駅から歩いていけるジムを選びましょう。くれぐれも車で行かないようにしてくださいね。

初心者向けの講習があるジムがオススメの理由

初めてのボルダリングでは、ジムで初心者向けの講習を受けることをオススメします。講習では、ボルダリングのルールや、登り方をジムのスタッフが教えてくれますし、無料で行っているジムが多いです。

 

そのため、講習が受けられるジムを探して行くのが良いでしょう。講習は予約が必要なジムと、不要なジムがあるので、事前に確認してから行きましょう!

ボルダリングジムの探し方

この記事では、初めてボルダリングをする方に向けて、ジムへ行く前に知っておいてほしい情報を重点的にお伝えしました。

最後に、初めて行くジムをこのタイミングで決めてしまいたい!という方へ向けて、MYREVOでは、ボルダリングジムの情報を1店舗ずつ表にまとめてご紹介をしています。

表にまとめてある各ジムの情報
  • アクセス
  • 料金形態
  • レンタル
  • 初心者への対応
  • 子供への対応
  • 営業時間、定休日
  • HPのURL

 

初めて行くボルダリングジムを決める際は、下図のようにまとめ表の「アクセス」と「初心者への対応」の欄から、最寄り駅から徒歩で行けて、初心者向けの講習を受けられるジムを選でいただくことができます。

初めてのボルダリングジムの選び方

各ジムのまとめ表は、こちらの記事でエリアごとにご紹介をしています。ご自身が、アクセスしやすいエリアの記事をぜひご覧いただき、初めてのボルダリングで行くジムを探してみてくださいね。

この記事を書いた人
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